クフシュタイン:Kufstein


      城塞とオルガン堂(左)
この町の歴史も何も知らず、ただ近隣6キロ
だか8キロ四方の近隣に鳴り響くというお城の
オルガンを聴きに行った。もともと難攻不落を
うたわれたバイエルンの要塞を,ハプスブルク
中興の祖マキシミリアンが攻め落として以後,
オーストリア領ということらしい。
 ミュンヘン中央駅の端っこの方からザルツ
ブルク行きに乗ってローゼンハイムへ、ここで
インスブルック行きに乗り換えてクフシュタイ
ンまで、およそ1時間でした。

城塞中庭のカフェテラス
 城へはリフトもあるようだが、私たちはトン
ネルのように囲われた石段を登ってみた。
背後には雪をいただいたカイザー山脈、眼下に
はイン川が白銀の帯のように光っていた。
 オルガン堂の中を覗いて見たかったが、鍵が
かかっていて入れない。
お城の中庭にも涼しげなカフェテラスがあった
が、ここでオルガンを聴いたら鼓膜がおかしく
なる恐れがある。そろそろ12時、オルガンの
鳴り出す時間。市広場にあるレストランのテラ
ス席で待った。間もなく轟然と鳴り出したオル
ガンの音は、ジェット機の騒音にも似て、お世
辞にも良い音とは言えなかった.

  
          市広場
広場にいる人は皆お城を見上げて聴いている。
町の人たちにとっては、すっかり慣れっこにな
って、うるさいとは感じないのでしょう。
近くの教会で結婚式があったらしく、式が終わ
って10台ほどの車に分乗した人たちが、けた
たましく警笛を鳴らしながら走り去る音も相当
にうるさかった。
駅のホームからもお城が見える。オルガンの響
きがやんだ後は野鳥の鳴き声だけ、そんな静か
な町でした。人口13480人.
  
城塞からの眺め

城塞からの眺め

レーマーホフ小路
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