ドナウ河はドイツの黒い森から黒海まで、あたりま えのことだが、多くの支流を集めて大河となる。 ここパッサウでは、インスブルックの方から流れてく るイン川の方が、ドナウより川幅も流量も多く、ずっ と青く見える。「青きドナウ」は一体どっちなのか、 地図を見てやっと納得しました。合流後のドナウはい よいよ川幅300mを超える大河になります。 チェコとの国境からくるイルツ川が一番濁っていて、 これら三つの川の三角州の中に古都パッサウがありま す。 |
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![]() 大聖堂前の広場 | 一見、東欧を思わせる色合いの繁華街を歩きなが ら、大オルガンのある大聖堂を目指すが、なかなか姿 を現してくれない。 結局二度も道を尋ねながらやっと辿り着いたとき、 幸運にもオルガンコンサートが始まるところだった。 チケットは二人で6マルク(400円)でした。 ここのオルガンは17300本のパイプを持つ世界最 大級のもの、両側に二台、後方に三台すべてが一台の オルガンとして鳴り出した。 地鳴りのような重低音からピッコロのような音まで、 音量より音色の多彩なことに感心しました。記憶に残 るのはベールマン作曲の「ゴシック組曲」 |
![]() 大司教の居館 | |
![]() 川岸へ下る道 |
![]() 大聖堂のなか |
![]() パッサウの駅 |
![]() 大聖堂のなか |
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