ラインハルト美術館
OSKAR・REINHART COLLECTION



1995年の春、チューリヒ空港に着いたのち、市内観光に出かける仲間と別れて、私たち
夫婦は空港駅からそのまま電車に乗ってウインターツアへ。チューリヒのビュール美術館
同様世界的に著名な個人コレクションを見たかったのです。
 駅からタクシーに乗りましたが、運転手も良く知らないようで、途中何度も道を尋ねながら
やっと辿り着きました。コレクションそのものの名前でもある《レーマーホルツ》は元来地名
だと思うのですが,古代ローマと何か関係があるのでしょうか。
とにかく森の中に立派なお屋敷があって“どこから入るのかな”と一瞬迷うような美術館でし
た。コレクションが国に寄付されて一般公開されたのが1965年なそうです。


 ホルバイン(子)(1497-1543)

ルノワール(1841-1919) 

 ピカソ(1881-1973)

アングル(1780-1867)

セザンヌ(1839-1906)

マネ(1832-1883)

コロー(1796-1875)

ゴッホ (1853-1890)

ロートレック (1864-1901)
                  上の縮小画像は美術館の許可をえて掲載しました

 特に印象に残ったのはゴッホの「アルルの精神病院の庭」とセザンヌの「静物画」、マネの
「カフェにて」。ほかにもロートレック 、クラナッハ、ブリュー ゲ ル、 レンブラント、
ゴヤ、ベラスケス、ルノワール、ドーミエ 等々、 優れた絵画が目白押しです。
 ヒトラーが第二次大戦中、戦費調達のためもあって、印象派以後の多くの 絵画に「退廃芸
術」の烙印を押して、ドイツの美術館から放逐したことは 良く知られています。
  この美術館の中の何点かは或いはそういう作品かもしれません。全部見終わるまでに、 す
れ違った人は僅かに10人ほど, 展示室には古い家具調度も程良く配置されていて、 ゆった
りとした時間 を持つことが出来ました。

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