ツェルアムゼー

            
繁華街
ザルツブルクからインスブルック行きの急行に乗
って一時間半、ビソンツィオと呼ばれた中世から
塩とワインの集散地として栄えた町だという。
しかし、今の姿はむしろ高級保養地。人口900
0人の小さな町が湖にへばりついている。
地図も見ずにいい加減に歩き出しても道に迷う心
配がない。96年8月中旬、気温18度。日曜日
というのに午後になっても人出は少なく、既に盛
期をすぎた様子でした。                 

ツェラー湖
山の手にあるリフトに乗って裏山に登れば、
3000メートル級の高峰が並ぶオーストリア・
アルプスが一望に眺められるはずだった。
ところが湖畔のレストランでのんびり昼食を取っ
ている間に山の方はすっかり雲に包まれてしま
った。ほんとは山間の町ハイリゲンブルートに
行きたいけれど、とてもその時間がない。そこで、
ツェルアムゼーの山から眺めるだけにしようと
いう計画だったのですが、山の方の雲行きは益々
怪しくなってきて、登るのは諦めるほかなかった。

リフトのある裏山
この日、ザルツブルクのコレギエン教会でモーツ
ァルトの「レクイエム」があった。既にチケット
も入手してある。
庭も窓も道ばたも、花でいっぱいの町をひと巡り
して早めに戻ることにした。
駅の地下道の前方がまぶしいほど明るい。改札も
なにもないから、そのまま湖畔のエリーザベト公
園に続いている。電車が来るまでの間、公園の
ベンチに腰掛けて湖を眺めていました。

花の手入れ

駅前通り

グランドホテルのレストラン
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