和田先生便り






フラワーボトルの本来の意味 



(リサイクルびんを利用すること)
 リサイクルびんとは、私たちが身近な生活で最も利用されているびんですが、なかなか付加価値をつけるのは難しいが、逆に「えーあのびんがこれなの!?」と感じさせる技術を身に付けること。その方法には、ラッピング技術、ペイント技術、装飾技術、加工技術など、さまざまな技術で付加価値をつけることができます。ですから最初からおしゃれで高価なびんなど付加価値があるものはフラワーボトルの魅力が半減します。

(身近な草花を利用すること)
 身近なお花を利用することで、四季が楽しめ、愛着と楽しさが膨らみます。いろいろな草花を入れすぎていませんか。びんの中でお花が狭そうに見えていませんか。我が家の子供たちはシンプルに飾って楽しんでいます。例えば、四葉のクローバーの花と葉を組み合わせたフラワーボトル、広口びんに遠足の帰りに拾ったドングリと花や石を組み合わせ、そこに一枚の写真を入れて机に飾っています。 

(楽しみや不思議さを感じさせるフラワーボトルにする)
 楽しみを感じさせる方法は、びんの中に……写真、想い出の花、手紙を入れる。またタネなどを入れ翌年もまた育てて楽しむなどいろいろあります。
 ボトルシップのように、大きな帆船がなぜ入ったのかなという感覚で細口タイプのびんを利用したり。広口びん(ジャムびん)などを逆さにして発想転換を考えたものも。

 この3つのエキスが入っているフラワーボトルの作品は、誰でもが魅力を感じると思います。皆さんも、もう一度自分の作品を見てください。
 今、私が研究しているフラワーボトルは、二度楽しめるフラワーボトル作りです。誰でもが簡単にでき、やみつきになるペイント技術、ペットボトルを利用したフラワーボトル、お花炭を利用したフラワーボトルなどの研究を生徒と一緒にしています。以上の研究内容がまとまりましたら、会報誌や講習会などを通じてお知らせいたします。今後も皆様の力をお借りしてフラワーボトルをさらに広げましょう。


フラワーボトルについてもう一度振り返ってみましょう


1 フラワーボトルの目的

@ 花の再生…… フラワーアレンジで使い残して丈の短い花を再利用して、花の美しさをそのままに長く楽しみましょう。
A リサイクルびんの利用……フラワーボトルに適するびんは、私たちの生活から一度役 目が終わったびんを利用してもう一度役立たせます。リサイクルびんは、多種多様の形状をしているので、花をそのびんに合わせる、技術を修得しましょう。
B 作り方は簡単、仕上がりは鮮やか……作り方の指導は、初めは楽しめる広口びんタイプや牛乳びんでデザインも気にしない。その後、細口びんタイプで驚きや不思議さをイメージさせるフラワーボトルを作るようにしましょう。
C 花の利用価値が高くなる……ドライフラワーに向く草花は限られているが、フラワーボトルに向く花は、シリカゲルの乾燥力を使えば向く花の種類は広がります。またシリカゲルの温度を使用時に30〜60度まで高くすることで花の色は一段と鮮やかになります。


2 基本的な知識と技術の普及


@ 新鮮な花材の利用……新鮮な花の状態を調べるのは、花の花粉が出来ているかを調 べ、花粉が形成されていれば花のピークは終わりの頃になります。花屋さんから購入したものもでも、鮮度を確かめましょう。
A シリカゲルの乾燥力……乾燥剤としては、一番扱いやすいものです。海や川の砂と考えていただければ安心すると思います。シリカゲルは絵の具で着色できます。
B ドライフルーツづくり……ドライフルーツを作る場合もシリカゲルを利用すると簡単に出 来ます。ただし果汁を吸収してしまったシリカゲルは、別にしてドライフルーツ作り専用にして再利用ください。
C びんの種類と密閉技術……びんの口径によって、蓋がない場合ラップフイルムやコル ク栓を利用しますが、それでも完全な密閉はできません。そこでアクリルボードやシリコンボードなどを加工して栓の代わりに利用すると優れた密閉力があります。






 



                                                     
 
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