十五才・学校4   
監督:山田洋次 出演:金井勇太
現実逃避の旅だから
シリーズ物の第4作、前作は見たけど面   生を前向きに生きている人々に出会いま   と思っていたようですが、もちろんそ

白くなかった。さて今回は...      す。彼等をとりまく状況が悪いのは、も   んな事では何もかわりません。問題は
   
主人公は横浜に住むありがちな不登校生   ちろん彼等のせいではなく、かといって   結果ではなく過程にあるのですから。

川島大介(金井勇太)15才中学3年。   誰が悪いわけでもありません。しかし、   屋久島から帰った大介は学校に登校し

不登校の明確な理由はなく、ただ常識へ   投げやりにならず、あるがままを受け入   ます。今自分の置かれた状況はけして

の不満と反発があるのみ。ある日、何か   れる。そんな彼等を見て何か感じてほし   特別ではなく、そこから何を得るかは

を得るため、変えるために1人で旅にで   かったのですが、主人公の大介はあまり   自分次第だと気づいたのでしょう。実

る決意をします。鹿児島の屋久島にある   感じていない様子。淡々と旅を続けます。  際のところ、その辺演技が今一つでよ

縄文杉を目指してヒッチハイクの旅です。  時事ネタも多く含まれており、不景気に   く分りませんが。今、大人が抱えてる

旅先での色んな人との出会いと別れ、こ   よる失業者問題、老人介護問題、など個   問題も十五才の目を通してみれば、素

れぞロードムービーの醍醐味です。時間   人ではどうしようもない問題がなにげに   直な目でみれば、こんなに簡単な問題

の関係か出会う人数が少ないのが少し寂   描かれています。大介は樹齢七千年の屋   ではないですか?と問いかけてるよう

しいですが、けして楽ではない生活、人   久杉に触れることで力をわけてもらおう   でした。十五才...なつかし@