69 sixty nine


「Roadster in cinema」



2004年7月8日木曜日

69 sixty nine」中村1000エコ、H川3000エコ
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村上龍の同名小説の映画化である。
主演は妻夫木聡、脚本は「クドカンて呼ばれてます」の宮藤官九郎
さて物語は1969年の佐世保が舞台
高校生のケンこと矢崎剣介(妻夫木聡)は仲間のアダマ(安藤政信)やイワセ(金井勇太)と
出所のないエネルギーを抱え悶々とした高校生活を送っていた。
そこでケンは
そのエナジーを開放しようと映画と演劇とロックが融合したフェスティバルの開催を計画する。
とはいえケンの当面の目的とは学校一のクールビューティー、
憧れのレディージェーンこと松井和子(太田莉菜)を主演に映画を撮り
彼女とイチャイチャする事だけだった。
ところが妄想とエナジーのベクトルは迷走し
いつのまにか「学校屋上のバリケード封鎖」の決行に至るケン達。
そして騒ぎは警察をも巻き込む大ごとに。
果たしてフェスティバルとイチャイチャの行方は?
原作は一度読んだことがあり結構笑えた覚えがあるのだが
映画の方も記憶に違わず笑い満載だった。
それに時代が時代、
60年代後半ということもあってか全編を流れるはセックス・ドラッグス&ロックンロール
とにかく人生楽しければいいじゃない、そんな雰囲気である。
ただただバカをやる登場人物に決してリアリティーはないのだが
幸いその時代を生きていない僕にとっては写るものすべてが物語としてすんなり受け入れられた。
そして誰もが経験する高校時代の渦巻くエネルギーが向かう先は支配や体制
学校や先生であり一生17歳が続くと思い込んでいたあの頃の世界がある。
台詞が全編佐世保弁なため聞き取りにくいところも多いが
テンポや間合いが良いためストレスはほとんどなく
方言により意味が深まる台詞も少なくない。
ちなみにH川が椅子をがくがく揺らすほどのお気に入りシーンは
指紋の無い中村君(星野源)が校長先生の机の上で自らを開放するシーンだ。

いや、うんこするだけなんだけどね


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