オール・ザ・キングスメン


「Roadster in cinema」



2007年3月27日火曜日

オール・ザ・キングスメン」中村100エコ
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ルイジアナ州知事ヒューイ・P・ロングの実話を基にした作品で
原作は1946年ピュリッツアー賞を受賞したロバート・ペン・ウォーレンの同名小説。
その州知事を演じるのがショーン・ペン
彼に惹かれ翻弄される新聞記者にジュード・ロウ
その他、ケイト・ウィンスレット、アンソニー・ホプキンスなどなど結構豪華。
ではストーリー
1949年ルイジアナ州メーソン
クロニクル紙の記者ジャック(ジュード・ロウ)は
街角に立ち市の汚職について訴える一人の男、ウィリー(ショーン・ペン)と出会う。
ウィリーの必死の訴えも時代が時代、誰も耳を貸す者はおらず彼は職も失い
生活もままならぬ日々をおくっていた。
ところがその汚職がもとで大事故が起き
ウィリーは一躍時の人、有名人へとのし上がる。
それに目を付けたのが州の役人
これ幸いとおだて上げ州知事選へ立候補させるが
もちろんそれは対抗馬への当て馬、票の分散を狙ったものだった。
それまで事の一部始終を傍観していたジャックも
さすがに黙ってられずウィリーに助言をし
記事を書く事で彼が州知事になる手助けをする。
そしてついにウィリーは州知事となるのだが彼もまた人の業にまみれるのだった....
ストーリーからなんとなく伝わるかと思うが
かなり尺が長く二時間二十八分もある。
しかもその間、画面に出てくるのは人の欲、欲、欲
いったい何を拠り所にやり過ごせば良いのか
長いだけに少し辛い。
テーマは「悪から生まれる善もある」ってところで
そのままどっちつかずのキャラが多く
なかなか感情移入しにくいのも時間を感じる要因かもしれない。
ただジュード・ロウのスリーピース姿だけは
わけもなく美しく心が洗われるかのよう。
彼だけ景色との境界線が滲んでおり
馴染み方、空気のまとい方が特別。

きれいなお兄さんは好きですか?もじもじ照れるおっさんがここにもひとり


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