アメリ     監督:ジャン=ピエール・ジュネ 出演:オドレイ・トゥトゥ、マチュー・カソヴィッツ、ドミニク・ピノン 

押さえられたマニアック
 今一番話題の映画「アメリ」。至る所でロン   完璧主義で思うようにならない要素が多いロ   り、梱包用のプチプチを潰すのが好きだったり。

 グラン上映が行われ次々と記録も塗りかえて   ケが許せないそうだ。皮肉にもこの辺が監督   自分だけのこだわりと言うのは、その人をあか
   
 いるのだが、あくまで単館系での話しである。  のマニアックさが薄れ一般うけした要因では   らさまにする人間的な部分のようだ。アメリが

 見る前にこれだけ話題になると、どうしても   ないだろうか。                他人を幸せにしようとしてやっている事はアメ

 先入観が先行し期待だけが大きくなってしま   さて物語りはフランスのモンマルトルが舞台。  リ本人にとってはいたずら以外の何ものでもな

 いがちだが..                主人公のアメリ・プーランは小さい頃父親に   い。本人にとっては生きるか死ぬかの瀬戸際で

 監督のジャン=ピエール・ジュネは私の中で   心臓病と誤診され、幼い頃のほとんどを家で   あっても他人から見ればたいした事ではない。

 はかなりメジャーな監督である。「デリカテ   過ごす。そのため空想の世界がアメリの遊び   ちょっとしたきっかけで人は立ち直れる。そん

 ッセン」や「ロスト・チルドレン」など独特   場となり遊び相手となる。ある日アメリはア   な事がさらっと描かれてるようだ。

 の世界観を持った人で、とにかく作り込みが   パートで以前住んでいた人の宝箱を発見する。  アメリが勤めていたカフェ「2Moulins」やいじ

 すごい。そういった意味から言うと今回の作   アメリはその宝箱を本人に届け、喜ぶ姿を見、  わるな主人の経営する八百屋はモンマルトルに

 品「アメリ」は意外とあっさりしている。何   自分も他人の役にたつ事を知り、まわりの皆   実在するようでツアーまで企画されてるらしい。

 が違うってまず作品全体が明るい。それに全   に幸せを届けようと思うのだが...      いかないけどね。
 
 体に流れる普通感はロケにもあるようだ。監   最初の登場人物の紹介で個人個人の好き嫌い   それはそうと、どうしてもアメリのうなじを見

 督のジュネは実はロケ嫌いで有名で、このア   を羅列するシーンがあるのだが、これが面白   るとサザエさんのワカメを思い出すのは私だけ

 メリで初めてロケを行ったらしい。ジュネは   い。プティングの焦げを潰すのが好きだった   だろうか@