あらしのよるに


「Roadster in cinema」



2005年11月30日水曜日

あらしのよるに」中村200エコ、H川300エコ
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原作はベストセラー、木村裕一著の同名絵本
もちろん原作が絵本だけに全編アニメーションで
声の出演は中村獅童、成宮寛貴などなど。
ではストーリー
まさに嵐の夜、雨風を避けるため山小屋に駆け込んだヤギのメイ。
そこへ同じように嵐を避け来客があらわれる。
相手も見えない真っ暗闇の小屋の中
言葉を交わすうちに意気投合し盛り上がる二人。
「では明日ランチでもどうですか?」
「いいですねぇ」
とお昼の約束までして別れる二人。
ところが次の日、約束の場所にあらわれたのは
なんとオオカミだった。
一方オオカミのガブも
まさかいわゆるエサと一緒にランチなんてと戸惑いつつ
これも何かの縁かなと思い始める。
一般的には宿敵同士の二人
しかし一歩踏み出せば根底には通じ合うものがある事に気づき
次第に「ひみつのともだち」となってゆく。
とは言え、そんな二人を世間が放っておくわけがなく
彼らは居場所を追われ旅に出る。
種族をこえ通じ合う者とそれを良しとしない社会
二人にとって安息の地とは...
絵本だけに教訓が含まれてると思うのだが
いがみ合う二人と言えばやはり戦争なのだろうか。
一見当たり前と思える枠組みも「生きる」という原点に立ち返れば
すべては等しく同類だと。
この辺、二人が社会から疎外され逃避行するあたりは
確かに「仲良くして何が悪い」「常識がなんだ」と見てて意気投合するが
その後の二人の関係性の維持が問題で
「ずっと一緒だね」「ガブさえ居れば」と変に盛り上がりつつも
仲違いすると「出会わなければよかった」とまで口にするメイ。
これは本当に食欲をこえた友情なのか
それとも男女間をこえた愛なのか
ちょっとお父さんは心配だ。

「友達なのにおいしそう」ノー・ボーダー


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