アトランティスのこころ     監督:スコット・ヒックス 出演:アンソニー・ホプキンス、アントン・イェルチン 

幸せのこころえ
 スティーブン・キングの同名小説の映画化で   んな感じで映画は回想シーンの11歳のボビ   日の儚さを知らない。アンソニー・ホプキンス

 ある。監督は「シャイン」のスコット・ヒッ   ー(アントン・イェルチン)が主人公となる。  演じるテッドは少しだけ未来が見えるため「今
   
 クス。主演は説明不要のアンソニー・ホプキ   そしてアンソニー・ホプキンスはボビーの家   日起こる事を絶対に忘れるな」とボビーに忠告

 ンス。広告に「グリーンマイル」が引き出さ   の2階に越してくるちょっと変わったサイキ   する。目に見える世界がすべてだった幼い頃に

 れてる事からも感動物なのが分かる。      ックじいさん役だ。ただサイキックと言って   身体全体で受ける感動と言うのは何事にもかえ

 さて物語りはボビー・ガーフィールド(デイ   も人を吹っ飛ばすような酷いものではなく、   がたいものなのだが、悲しいかな子供は人は、

 ビット・モース)の回想シーンを中心に進む。  ちょっとだけ未来が分かると言う可愛げのあ   それを忘れてしまう。ボビーは父親を亡くしあ

 彼は現在写真家として成功し家族と共に満ち   るものだ。それにこの映画の中ではアンソニ   まり裕福とは言えず家庭環境も良いとは言えな

 足りた日々を過ごしている。そこへ古い友人、  ー・ホプキンスの持つ超能力はあまり重要で   い。しかしテッドのアドバイスにより心の糧と

 幼馴染みのサリーから宅急便が届く。中身は   はない。テーマとなっているのは誰もが見て   なる些細な、それでいてかけがえのない思い出

 古くボロボロになった野球のグローブ。そし   きたはずの、子供の頃にしか見えない自然の   を手にする。理想とは言え誰もが幸せになりえ

 てそれはサリーの遺言により届けられた物だ   もつ眩しくむせ返るような光り、大人のずる   る可能性を持っていると思いたい。そんなメッ

 った。彼の葬式へ出るために故郷へ帰るボビ   さ、初めて知るかなわない事の存在。見た方   セージがこの映画に込められている。というの
 
 ー。彼はそこで自分が以前住んでいた家を訪   はたぶん自分の幼い頃を思い出したのではな   は深読みし過ぎだろうか?    

 ね、一気に11歳の時に起こった不思議な出   いだろうか。子供のボビーはみんながそうで   

 来事を思い出す...。と、プロローグはこ   あったように毎日が永遠に続き、今日という