バンディッツ     監督:バリー・レビンソン 出演:ブルース・ウィルス、ビリー・ボブ・ソーントン、ケイト・ブランシェット 

同名のドイツ映画があるので注意
 アメリカの大好きなヒーローギャング映画。   罪者となる。二人は自分達のパラダイスを求   退屈してしまう。そして3人の恋の結末と同じ

 安心して見れる分、新鮮さは少ない。      め銀行強盗を重ねて行くのだが...      くし、逃亡生活もついに結末をむかえるのだが
   
 監督は「レインマン」のバリー・レビンソン。  ここで絡んでくるのがケイト・ブランシェッ   エンディングも期待道理のハッピーエンド。全

 全体的な雰囲気はコメディーで各シーンに見   ト。男二人に女一人という、典型的な色恋沙   体を通して全く毒がない。犯罪を犯す方も良い

 られる小ネタは結構笑える。ストーリーは二   汰のはじまりである。ここら辺の展開は考え   人ならば被害にあう方も良い人。世の中良い人

 人の囚人、ジョー(ブルース・ウィルス)と   るまでもなく、タイプの違う二人に揺れ動く   だらけというわけだが、もちろんリアリティー

 テリー(ビリー・ボブ・ソーントン)の脱獄   女という図式。頭で考えるより先に行動する   の追求だけが映画ではないので、これはこれで

 からはじまる。いきあたりばったりで脱獄し   ジョーと考えて考えて考え過ぎで気分の悪く   良いと思う。思うのだが、それならばリアリティ

 た二人はとりあえず車を盗み、とりあえず銀   なるテリー。結局二人とも好きって展開も、   ーのなさなど感じさせないぐらいのアイデアが

 行を襲う。彼等のポリシーは絶対に誰も傷つ   お約束。まぁこの辺は展開云々ではなく掛け   必要である。そして残念ながらこの映画はそこ

 けず誰も殺さない事。たとえ人質であっても   合い、会話を楽しむ程度にするべきなのだろ   まで届いていない。

 ジェントルマンに接する事である。お金も決   う。犯罪者をヒーロー扱いするのはアメリカ   恋愛事のなかった前半はコメディータッチで笑

 して人から盗むのではなく銀行から盗む。そ   のお家芸だが今回はテロの一件を意識してか   えただけにちょっと残念なハッピーエンドであ
 
 うすれば国が保証するというわけだ。そんな   極力、暴力、殺人を排除してあるのが分かる。  る@

 彼等の行動がメディアで放映されると彼等は   ただそのためかエピソードが少なく銀行強盗   

 たちまちヒーローとなり、もっとも有名な犯   を繰り返しながら逃げ続けるシーンが単調で