ブラックジャック ふたりの黒い医者


「Roadster in cinema」



2005年12月12日月曜日

ブラック・ジャック ふたりの黒い医者」中村200エコ
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言わずと知れた手塚治虫原作、同名漫画の映画版。
シナリオは息子さん手塚眞さんが手を加えたオリジナルらしく
ではそのストーリーから。
大手製薬会社、ダイダロスのビルに何者かにより爆弾が仕掛けられ爆弾テロが起きる。
ブラック・ジャックは被害者の救命にかり出されるが
それを遠くから見つめる一人の男。
その男、ロックこそが爆弾を仕掛けた犯人
テロ組織「イカロスの亡霊」の一員だった。
そしてある日、ブラック・ジャックのもとに報酬一億円の診療依頼がくる。
ところがこれが「イカロスの亡霊」の罠で
まんまとブラック・ジャックは秘密の島、イカロス島へ拉致され
「サタン」と呼ばれる未知の細菌に感染した患者の治療を強制される。
そこへ現れた死神ドクター・キリコ
果たしてブラック・ジャックは未知の細菌の治療法を見つける事が、
そしてテロ組織「イカロスの亡霊」の本当の目的とは...
途中に入る細かなエピソードは原作の漫画で読んだ事のある内容で
大筋がどうやらオリジナルのよう。
でもテーマはちゃんと原作を引き継いだもので
片やメスを片手に命を救うブラック・ジャック
片や患者の意思を尊重した尊厳死を執行するドクター・キリコ。
一見、両極に思える二人だが人の生死が運命とやらで決められているとすれば
それを左右してる事に変わりはなく
それは本当に人の道なのかって葛藤が描かれている。
では最後に鍛冶屋、馮二斉がブラックジャックへ問う台詞をここに

「天地人命に逆らう事なかれ、おごるべからず。生き死はものの常也。医道はよそにありとしるべし」


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