亡国のイージス


「Roadster in cinema」



2005年7月26日火曜日

亡国のイージス』中村650エコ
------

「ローレライ」「戦国自衛隊1549」に続く福井晴敏原作シリーズ第三弾。
でも小説全然知らなかったので変な意気込みなく普通に観覧。
監督は僕の中では「ビリケン」の坂本順治
キャストはかなり豪華で真田広之、中井貴一、寺尾聰、佐藤浩市などなど。
ではストーリー
海上自衛隊の最新鋭イージス艦「いそかぜ」は演習に向かう途中
副艦長宮津(寺尾聰)ら乗組員幹部と
工作員ヨンファ(中井貴一)の手により乗っ取られてしまう。
そして彼等は条件を飲まなければ東京へ特殊兵器を弾頭に仕込んだミサイルを発射すると宣言。
焦った日本政府は防衛庁情報部の渥美(佐藤浩市)を中心に対応にあたるが
ハイテクなイージス艦に打つ手がない。
そんな中「おらが船に何するだ」と「いそかぜ」の下っ端伍長、仙石(真田広之)は
艦に残り彼等に戦いを挑む。
果たしてイ−ジス艦を取り戻す事はできるのだろうか..
物語にはいくつかの流れがあり
漫画「沈黙の艦隊」な自衛艦VS自衛艦にテロリストVS日本政府、
それにダイハードなテロリストVS主人公。
自衛艦どうしの戦いの緊張感も良かったが
ここはやはりテロリスト対真田広之が一番盛り上がった。
艦を知りつくした真田広之が知識を武器に立ち回る姿は
劣勢なだけに爽快感があり感情移入しやすい。
あと真田と若手乗組員の凸凹コンビの掛け合いもカンフー師弟チックで面白く
この辺もうちょっと広げて欲しかった。
しかし後半、幹部乗組員の懺悔が始まるあたりから間が長くなり
迫るタイムリミットへのスピード感は損なわれ
雰囲気は湿っぽい人情ものに。
単なるアクションだけでなく乗組員幹部達の心情を描く事で
何か問題定義があるのだと思うが
そこまで描くには絶対的に時間が足りないようだった。

本物のイージス艦借りたらしいので戦艦マニアには必見かも。ハープーンも打つよ


back



home