Trapped


「Roadster in cinema」



2003年12月16日火曜日

コール」中村200エコ
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天才子役の呼び声高いダコタ・ファニングの最新作である。
中身は誘拐サスペンスもので
誘拐される子供にもちろん「アイ・アム・サム」のダコタ・ファニング。
母親役にシャーリーズ・セロン、父親役がスチュアート・タウンゼント。
そして誘拐犯をケヴィン・ベーコンが演じている。
こうやってみると結構豪華なキャストだがチラシやポスターなどでセンターをとるのは
なんとダコタ・ファニングである。
しかも字まで一番大きく周囲の期待と思惑が垣間見えるようだ。
さて物語は典型的な誘拐ものでとりたてて特別な仕掛けは見あたらないが
一応特徴は邦題にもなっているコール
人質の命を繋ぐためにかける30分おきの電話だろうか。
誘拐ものの見どころと言えばやはり被害者と誘拐犯とのスリリングな駆け引きだが
この映画は誘拐犯がゆるく明らかに被害者に押され気味。
こうなると感情移入すべきなのは被害者側なのか誘拐犯側なのか
見てて分からなくなってくる。
もちろん非情になりきれない誘拐犯側にもそれなりの理由があるのだが
それを酌んでもどっちつかずの中途半端感は否めないだろう。
注目のダコタ・ファニングの演技も動きのない人質なためか
思ったほどの見せ場もなく過ぎてしまった。
ドメスティックバイオレンスが騒がれる昨今
究極の親子愛の姿を描いたのかもしれないが
マイセスナを飛ばすような家庭にリアリティやシンパシーを求める方が酷なのか。

ちなみにシャーリーズ・セロンは脱ぎません


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