友へ チング     監督:クァク・キョンテク 出演:ユ・オソン、チャン・ドンゴン 

進化する釜山FC
 釜山FC(フィルムコミショッン)の作品で   にとってそんな事はたいした問題ではなかっ   の違いと呼んでよいものか分からないが、そ

 ある。釜山FCと言えば「リベラ・メ」が記   た。中学は別々だったが高校で再び顔を合わ   の他にも刑務所から出所した時は「清めの豆
   
 憶に新しいが日本映画、「ホタル」や「KT」  せる事になる4人。昔どうり仲は良いものの   腐」だとか、ちょっと変わった風習が目につ

 なども手掛けているようだ。監督のクァク・   それぞれが少しずつ違う道を歩き始める。父   く。目につくと言えば老けた高校生。主人公

 キョンテクは釜山出身、自分の実体験をもと   が亡くなり後を追うかのようにヤクザになる   4人を演じる役者の方々はすでに30代近い

 に、この作品の脚本を書き上げている。よっ   ジュンソク。彼に憧れを抱きながらも反対勢   ため高校生時代の絵はちょっと無理があった

 てまさに釜山づくし、ロケ地も釜山の名所が   力へ入ってしまうドンス。やがて二人は避け   だろうか。

 数多く登場するのだがあまりそれを意識せず   られない運命をたどるのだが....      ジュンソクとサンテク、不良と優等生。この

 に見る事ができる。これは日本の団体にも学   あちらでは『韓国版スタンド・バイ・ミー』、  二人の関係は良く描かれていたがジュンソク

 んでほしいところだ。             『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・プサ   とドンス、この二人の間にある憧れと信頼は

 さて物語りは4人の少年の成長と友情をテー   ン』などとも言われてるようだが、どちらか   ちょっと薄く伝わりにくい。ジュンソクに認

 マに描かれている。1976年釜山、何をす   と言えば『新・仁義なき戦い・韓国編』そん   めてほしいがために常に強がるドンス。これ

 るにも一緒の小学生4人組がいた。ヤクザの   な感じだ。幼馴染みが大人になり対決。ほん   がもう少し伝われば感動はもっと大きなもの  
 
 父親を持つジュンソク。貧しい葬儀屋の息子   とによく似ているのだが違いがあるとすれば   になっていただろう。

 ドンス。優等生のサンテクにお調子者のジュ   韓国編にはいっさい拳銃が出てこない。武器   この映画の大ヒットで韓国は空前の同窓会ブ

 ンホ。家庭環境はそれぞれ違ったが幼い彼等   は刺身包丁、ドスだけである。この辺、文化   ーム。まだまだ謎だらけのお隣の国、韓国@