パッション


「Roadster in cinema」



2004年5月5日水曜日

パッション」中村0エコ、H川1000エコ
----

海外では衝撃的内容にショック死する人が出るなど公開前から話題沸騰の作品。
メル・ギブソンが監督、脚本、製作を担当
私財30億を投じてまで伝えたかったメッセージは
「ユダヤ人を非難することではなく、キリストが我々の罪を償うために味わった恐ろしい苦難を
 目にし、理解することで、人の心の深いところに影響をあたえ、希望、愛、赦しのメッセージが
 届けられること」
らしい。
さてストーリーだが題名「パッション」とはキリストの「受難」と言う意味で
キリストが十字架を背負わされゴルゴダの丘にて十字架刑にされる
キリスト最後の12時間を描いたものである。
作り的には新約聖書の一部分を切り抜いた感じで
その前後や設定等は一部回想シーンで語られるのみ
基本的に聖書を知っている事が前提のように思える。
(もちろんメル・ギブソンは敬虔なカトリック信者)
ちなみに聖書を全く知らない者がメッセージを読みとろうとするなら
キリストが自分を迫害する者たちをさし
「おゆるしください、彼らは自分のしていることをしらないのです」
と許しを乞うあたりだろうか。
時勢的に9.11の同時多発テロの事もあり憎しみは何も生まないんだと言っているようにもとれる。
ただ、何よりも執拗なまでに続くスプラッターシーンから伝わるのは
キリストを迫害する人々の狂気と陶酔。
真実を伝えることには成功してると言えるだろうが
それが娯楽映画としてのエンターテイメントにつながる可能性は極めて低そう。

道徳の時間に流れるテレビみたいな感じ


back



home