コールドマウンテン


「Roadster in cinema」



2004年5月3日月曜日

コールドマウンテン」中村400エコ、H川400エコ
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本年度アカデミー賞でレニー・ゼルウィガーが最優秀助演女優賞を受賞した作品である。
監督は「イングリッシュペイシェント」のアンソニー・ミンゲラ
主演は時代に翻弄される二人を演じるジュード・ロウとニコール・キッドマン
さて物語は南北戦争も終わり方に近付いた1864年のアメリカが舞台。
片田舎コールドマウンテン出身のインマン(ジュード・ロウ)は南軍兵士の一人として
最前線で瀕死の重症を負いながらも必死に戦っていた。
しかしいつも頭をよぎるのは故郷に残してきたエイダ(ニコール・キッドマン)の事ばかり。
そしてついに思いつめ軍隊から死罪覚悟の脱走を試み、
故郷コールドマウンテンを目指すインマン。
軍隊に追われながら500キロの道のりを走り続けるインマン
果たして無事たどり着けるのだろうか。
それよりたった一度口づけを交しただけのエイダは待っていてくれるのだろうか...
こうやってみると大筋は「幸せの黄色いハンカチ」のようだがストーリーは二つに別れており
一つはインマンが故郷を目指すロードムービーで
旅の途中、様々な人々と出会いショートストーリーが展開する。
このショートストーリーがなかなか豪華でフィリップ・シーモアやナタリー・ポートマンなど
短いながらも印象的なシーンが多く見ごたえがある。
もう一つがエイダのグローインアップムービーで
特権階級育ちの何もできないエイダがルビー(レニー・ゼルウィガー)の助けを受けながら
たくましく成長して行くというもの。
しかしこちらは状況変化が少ないため意外に飽きやすく
レニー・ゼルウィガー演じる田舎娘も
時折見せる変な顔とだみ声が過剰でマイナスへと働いていた。
この二つのストーリーが交わる終盤はすべてがラストに向けての布石となり
ドラマチックで映画チックなラストを向かえる。
ただジュード・ロウのロードムービーが
抗えない時代の持つ生きる事の難しさをストレートに描いていただけに
感動するはずのラストが絵空事のようで今映画館にいて二時間半が経過
お尻が痛い事を再認識。

原作が小説だって事をふまえラストではなく道中を楽しもう


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