ダンサー・イン・ザ・ダーク   
監督:ラース・フォン・トリアー 出演:ビョーク、カトリーヌ・ドヌーブ
声の引き起こす感動
この映画はカンヌ映画祭でパルムドール   が出ました。みんながみんな感じるわけ   うで、ビョークはもう二度と映画に出

をとり、ビョークは最優秀主演女優賞も   ではないのでしょうが、私には歌ってる   演しないと豪語している。見ていても
   
受賞した。そうなると一般的な評価も、   時、ビョークは特別な存在に見えました。  歌を歌っている時と演技をしている時

『大絶賛!』と思いがちだが、そうでも   映画のつくり自体もミュージカルとは言   とでは全くの別人のようで、その苦労

ないようでカンヌでもブーイングは出た   いながら、ミュージカルシーンはセルマ   が伺い知れます。映画で感動するとい

らしい。さて私の感想は『観る価値』は   (ビョーク)の空想シーンなわけで、突   うのはストーリーや台詞や演技や音楽、

あると思う。映画という視点からみれば、  然歌い出すというミュージカルの難題を   その辺の組み合わせで生まれるものだ

けして満足できる出来ではないが、そん   クリアしています。監督のフォン・トリ   と思うのですが、ビョークは映画の中

なものはどうでも良いと思わせる何かが   アーという人は変わり者らしく大の飛行   でそれを歌う事だけでやってのけた、

あるのも確かです。その何かを発してる   機嫌い。飛行機に乗ってアメリカで撮影   そんな感じです。あらを探せばきりの

はやっぱり主演のビョークで、発してる   するのが嫌で、この映画はアメリカ北西   ない映画なので、映画ファンにはうけ

場所はやっぱり歌ってるシーン。とくに   部の設定なのにスウェーデンで撮られて   ないのでしょうが、単純に感受性があ

電車の線路でのシーンは圧巻でさむいぼ   います。ビョークともかなり衝突したよ   れば感動は味わえるはずです...@