ドミノ


「Roadster in cinema」



2005年10月20日木曜日

ドミノ』中村100エコ
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実在の人物、女性賞金稼ぎドミノ・ハーヴェイの物語。
演じるのは「パイレーツ・オブ・カリビアン」のキーラ・ナイトレイ
監督は「トップ・ガン」のトニー・スコット。
あ、猫パンチ、ミッキー・ロークも出てるよ。
ではストーリー
といきたいところだが
本物のドミノ・ハーヴェイは今年の六月、35才という若さで亡くなっており
しかもたびたび撮影中セットにも訪れたというから
非常にタイムリーかつヘビーな作品といえる。
彼女は名優ローレンス・ハーヴェイとスーパーモデル、ポーリーン・ストーンを両親に持ち
端から見れば美貌、名声、地位、すべてを手にしていたように思える。
しかし幼い頃に父を亡くし
次第に一見満たされたにみえる生活に生への空虚と渇望を感じはじめる。
やがてスーパーモデルとして活躍もするが
やはり満たされる事はなく危険に身をおく賞金稼ぎへの道を歩む。
そして生涯薬を手放すことなく死因もオーバードーズとの見方が強いようだ。
映画はそんな彼女の生への葛藤が描かれてるはずだったのだが
複雑なカット割りとにじんだ色合い
それにやたら大きいBGと相まってさながらミュージックビデオのよう。
唯一の救いは最後のワンカット
ドミノ・ハーヴェイ本人が出演してるところだろう。
坊主頭で無邪気に微笑むドミノ・ハーヴェイ

世の中の色んな矛盾に気づかずにすめばそれにこした事はないよという笑顔


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