エクスマキナ


「Roadster in cinema」



2007年10月18日木曜日

エクスマキナ」中村300エコ
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士郎正宗原作、ジョン・ウープロデュースという異色の3Gアニメ映画
監督は「アップルシード」(04)でもタッグを組んだ荒牧伸志
ではさっそくストーリー
時は西暦2138年、戦争により人類の人口は半分まで減少
停戦によって生まれた中立都市オリュンポスには人間とサイボーグ
そして争いの感情を排除された種族、バイオロイド(クローン)が共存していた。
そんな中
デュナン(小林愛)とブレアレオス(山寺宏一)は特殊部隊に所属し
公私ともにパートナーとして信頼し合う二人。
その信頼はたとえブレアレオスの身体がサイボーグ化していても変わる事はなかった。
ところがある日、ブレアレオスはデュナンをかばい瀕死の重傷を負ってしまう。
不安を抱えつつも新たなミッションに参加したデュナンの前に現れた新メンバーテレウス(岸祐二)は
ブレアレオスの遺伝子を元に作られたバイオロイドで
同じ顔と同じ肉体を持っていた。
はじめは反発するも
ブレアレオスの面影に動揺を隠せないデュナン。
一方、サイボーグ軍団によるテロ事件は世界各地で続いており
サイボーグは何者かによる異常電波により操られている可能性があった。
大きな力によりある終息へと加速する世界
三人の未来に選択の余地はあるのだろうか....
ジョン・ウープロデュースだけあってお馴染みの鳩や二丁拳銃など
見なれたシーンが満載。
特にオープニングに絡む動きのあるシーンは力も入っており
スピード感、臨場感ともに見応え十分だ。
しかしその反面、通常モードになると動きがとたんに堅くなり表情も乏しく
このあたりはやはり予算の関係なのだろうか。
さてテーマは
人類の争い事が絶えないのは個体差から来るもので
一つに統一すればなくなると主張する犯人側と
たとえサイボーグやクローンだろうとオンリーワンなのだからと主張する主人公側との
対比が描かれている。
この辺はエヴァ的だなあと思わなくもないが
オンリーワンを尊重するためには少なからず自己犠牲が必要で
それが結果、統一に結びつくなら本望かもなあと思ってみたり

生身に疲れ、たまに二次元の世界へ逃避したくなる殿方にお勧めか


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