ギター弾きの恋   
監督:ウディ・アレン 出演:ショーン・ペン、サマンサ・モートン
事実は映画より軽い
1930年代、アメリカでほんの一時期   なかなか笑えます。天才にありがちな無   じています。綺麗なだけが取り柄とい

活躍したジブシージャズ・ギタリスト、   神経さでずけずけとものを言うエメット。  うどうでもよい役なのですが。
   
エメット・レイの自伝的映画。ショーン   しかし、そんなエメットの言葉が聞こえ   見どころはなんといっても、ギターの

・ペン演じるエメット・レイは世界で2   ないかのように献身的、なかば強引に愛   演奏シーンでしょう。すばらしいの一

位を自称する天才ギタリスト。しかし、   捧げるハッティー。この二人のアンバラ   言です。では映画としてどうかという

その才能とは裏腹に演奏に穴をあけたり   ランスなやりとりがうけます。ショーン   と、ウディ・アレンのジャズ映画を撮

女遊びに明け暮れる日々。ある日、彼は   ・ペンの少々デフォルメ気味の演技と、   りたい、その気持ちは分かるのですが、

演奏先のニュージャージーでハッティー   サマンサ・モートンのあくのない演技が   アレンが直接スクリーンでコメントを

(サマンサ・モートン)に出会います。   対照的で、これまた妙にはまってます。   始めた時は正直がっかり。実在の人物

口のきけないハッティーにエメットは戸   エメットは結局、ハッティーと別れブラ   ですからドキュメントタッチも良いが

惑いをおぼえますが、次第に彼女の献身   ンチという女性と結婚するのですが、こ   もっと映画として作りこんでほしかっ

さに惹かれ心を許していきます。このエ   のブランチを演じるのがユマ・サーマン。  た。関係ないけど、たまたま同席した

メットとハッティーの出合いのシーンが   ブルジョアな頭の悪い女を久しぶりに演   外人さんの笑いのつぼは全く理解不能@