ハンニバル   
監督:リドリー・スコット 出演:ジュリアン・ムーア、アンソニー・ホプキンス
シリーズ化への道
言わずと知れた「羊たちの沈黙」の続編   ティーが高く、けして役不足だとは思わ   せいか女性らしく、と言えば聞こえは

だ。これほどの作品の続編となると、と   ない。さて映画の方はというと、今回は   いいが、いわゆるセクシー路線に走っ
   
にかく撮影が始まるまでが大変なようで、  レクターとクラリスの絡みが少ないので、  ていた。これは予想していた事だが、

監督とクラリス役のジョディー・フォス   前作ほどの緊張感はなかった。そしても   意外だったのがレクターがらみのグロ

ターが続編から降りたところから問題は   っとも変わったのはレクターのとらえ方   いシーン。これも言ってしまえば一般

はじまったようだ。もちろんもっぱらの   だろう。相変わらず殺人鬼は殺人鬼なの   うけしやすいよう作られた感じで、裏

噂は誰がクラリスを演じるかだが、最終   だが、どこか心情的にレクターよりに撮   を読みたがるマニアには物足りないだ

的にジュリアン・ムーアがケイト・ブラ   られている。「がんばれレクター」「逃   ろう。どうやらレクターの殺人鬼だが

ンシェットに競り勝ったと言われている。  げるんだレクター」そんな気持ちさえ自   憎めない存在、というキャラクター付

この人は一般の方にはあまり馴染みがな   然に出てくる。そんなだから映画全体の   けが重要なようで、映画全体がそれに

いかもしれないが、「ビッグ・リボウス   雰囲気もやわらかく期待どうりにストー   終始して終わってしまった感じだ。残

キ」、「ブギー・ナイツ」、「マグノリ   リーは進み期待を超えることはなかった。  念ながらカルト性は薄れ、普通の映画

ア」など、出演した作品はどれもクオリ   クラリスはジュリアン・ムーアが演じた   になってしまったと言える・・・・@