GOAL!


「Roadster in cinema」



2006年5月31日水曜日

初恋」中村300エコ
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今から37年前、
1968年に起きた府中三億円強奪事件を題材にした作品で
ポイントは「犯人は女子高生だった」である。
原作は中原みすず著の同名小説
主演はどーんと全面に出てる「NANA」の宮崎あおい
よしストーリー
母に置き去りにされ叔母の家でうとまれながらも
ひっそりと暮らす高校生のみすず(宮崎あおい)
周囲に馴染むことなく
ただ淡々と生きる毎日だったが
ある日、母と一緒に出て行った兄が突然あらわれ
ある店のマッチを手渡される。
何かに吸い寄せられるように
みすずはその店を探し
ついに「ジャズ喫茶B」にたどり着く。
そこには時代を象徴するかのような排他的で退廃的な世界があり
とまどいながらも
みすずは次第に自分の居場所を見つけ仲間として認められていく。
そしてのその中の一人
岸(小出恵介)に心惹かれ
彼がもちかけた計画「現金輸送車強奪」にのってしまうのだった...
まず驚いたのは地元出身の小峰麗奈さんが舞台挨拶に来てた事。
でも石井聰亙監督「水の中の八月」で見たはずなのに全然思い出せなかった。
作品の方はあまり三億円事件に固執しておらず
どちらかと言えば60年代の急速な時代の変化に抱く焦燥感と
少女の孤独感を重ね
そこからの離脱がメインで描かれている。
宮崎あおい本人が十代最後にと熱望した役どころだけあって
彼女の放つ、その年齢特有の危うさと影が
スクリーンから伝わり貴重なものを見たなって感じ。

薬師丸ひろ子にも桜井幸子にも影はあったんです


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