いま、会いにゆきます


「Roadster in cinema」



2004年10月15日金曜日

いま、会いにゆきます」中村1000エコ
-----

市川拓司の同名小説の映画化である。
残念ながら僕は未読だが是非原作を読んでみたくなった。
主演は最近ちょっと露出し過ぎの中村獅童に
またもそんな顔して僕の心を揺さぶるのか竹内結子。
さてストーリーは愛しい人復活系。
妻に先立たれながらも
なんとか六歳の息子、佑司(武井証)と暮らす秋穂巧(中村獅童)。
とその前に一年前に亡くなったはずの妻、澪(竹内結子)が梅雨の雨と共に現れる。
それは亡くなる前に妻が語った物語どうりでもあり
そうなると梅雨明けと共に去って行く運命にもある。
たった六週間のつかの間の時を永遠に記憶にとどめるかのごとく過ごす三人。
妻が去って行く時、残された二人の心に残ったものとは...
死んだ人が期間限定で生き返ったり
しかもなぜか記憶だけが抜け落ちていたりと現実度は低いため
あまり粗探しをせず素直にファンタジーと捕らえた方がよさそうだ。
記憶をなくした彼女とまた始めから恋をしようパターンは昔からよくあって
僕なんてキャッツ・アイまでさかのぼりそうになったが
好かれる前提の恋はいつの時代も男の理想と夢のかたちで
このパターンにまいらない男はいないとさえ思える。
そこにもう一つ、
誰もが心の底に抱えて生きている後悔やその思いを「そんな事ないよ」「ありがとう」と
許し受けとめててもらえるこのシチュエーションにはかなり揺さぶられる。
副題には「奇蹟の六週間」とあるが
僕らにとっては伝えるべき人達と一緒にいられる今こそが奇蹟のようなもので
もっと真直ぐに向き合って行かなきゃなあと思わせる。

まずは竹内結子さんにファンレターを書くべきか


back



home