イノセント


「Roadster in cinema」



2004年3月3日水曜日

イノセンス」中村400エコ
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近未来を描いたアニメーション映画である。
この映画、題名からは分からないが1995年に公開された
「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」の続編らしい。
ちなみに公式HPによると前作のストーリーは
体を機械化、電脳化した主人公達が
ネットを操る情報テロリストと戦うサイバーアクション。
そしてラストは主人公、草薙素子が肉体性のすべてを捨て去り
精神(ゴースト)だけの存在として
電脳ネットワークの海の中へ消えてしまうというもの。
実はこの辺が分かっていないと今作「イノセンス」には
結構ついていけないところがあり
もちろんそんな事を知らずに見た僕も取り残されてしまった。
さて舞台は2032年の日本、人の精神は電脳化し身体は機械化が進む時代。
街には人間と機械、その間のサイボーグがひしめき合い混沌としている。
そんな中、テロ犯罪を取り締まる刑事バトーはロボット暴走事件に出会う。
従順であるはずのロボットがなぜ突然人間に敵意を抱くのか?
サイボーグであるバトーは自らの存在の意味を求め真実に迫る..
とにかく絵のきれいな映画で
特に背景や物の造型に関しては作り手側も自信があるのか
長回しが多く見ごたえがある。
しかし描く情景は
いつかどこかで見たことのあるブレードランナーチックなもので
新鮮味には欠けるだろうか。
また背景が良いだけに人物とのギャップも感じる。
続編と言う事で前作を見ていない人にはちょっと不親切なところがあるが
人が昔から親しみと愛情を抱く人形と
同じように人が造り出すサイボーグとを結びつけたテーマは奥深い。
人が対象に愛情をそそぐのは自分の拠り所、存在意義のためなのか。

でも僕はパトレイバーがいいな


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