ジャスティス監督:グレゴリー・ホブリット 出演:ブルース・ウィリス、コリン・ファレル

突然すぎる感動への道
 戦争ものと思いきや法廷ものだったりする。   リス)を中心としたコミューンだった。収容   そんな事言っていつも犠牲になるのは下っ端の

 監督は「オーロラの彼方へ」のグレゴリー・   所とは思えない統率された起立正しい集団。   僕らじゃないですか派のハート。さて勝敗は置
   
 ホブリット。「オーロラ〜」は親子の関係を   しかしそれ故にある事件を引き起こしてしま   いといてこの映画で感動を呼ぶのは恐らくここ

 描いた感動ものだったが、この前に撮ったの   う。事件をきっかけにマクナマラ大佐と対立   である。今まで個人的な感情に左右され行動し

 が「真実の行方」という法廷もの。今作はこ   する事になるハート。事件の終息と捕虜の運   ていた人が正義のため他の誰かのため自らの命

 の二個一って感じだろうか。          命は....                 をかける姿。または大儀のためではなく、今そ

 時代は1944年第二次世界大戦末期、ドイ   このマクナマラ大佐とハートの対決が法廷、   こにある命を救うために自らの命をかける姿。

 ツのアウクスブルグ郊外にある捕虜収容所が   と言うかセルフ軍法会議なのだがこの辺の謎   共通するのは犠牲という事なのだが正直、私に

 舞台である。お金持ちのボンボンだったトー   解きが思ったほど盛り上がらない。盛り上が   はそこにいたるまでの登場人物の心理の変化が

 マス・W・ハート(コリン・ファレル)はア   らないと思っていたらこちらは伏線のようで   読み取れなかった。とても唐突に変わった気が
 
 メリカ軍指令部で安全な任務についていた。   メインはまた別にあった。この作品のポイン   したのだ。これでは感動できるわけもなくただ

 ところがあれよあれよと言う間にドイツ軍に   トは「自らを犠牲にし他人を助ける」にある。  意外としか言い様がない。意外な結末を求める

 捕まり捕虜となってしまう。そして痛いのが   こういったひとりひとりの精神が軍を動かし   あまりそこに行き着くまでの感情の流れが希薄
 
 苦手なハートは拷問であっさり軍の機密を白   国を動かし最終的には勝利を勝ち取るのだと。  なのだ。お膳立てが整い過ぎていると逃げたく

 状し捕虜収容所に移動。待っていたのはウィ   そしてここでも対立するのが戦争には多少の   なるのは私だけなのだろうか@

 リアム・A・マクナマラ大佐(ブルース・ウィ  犠牲は仕方ないだろう派のマクナマラ大佐と