北の零年


「Roadster in cinema」



2005年1月7日金曜日

北の零年」中村100エコ
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未開の地であった明治初期の北海道を舞台に新しい国を開拓しようと
希望に燃えた人々の物語。
主演はこれが111本目の作品となる吉永小百合にハリウッド進出中の渡辺謙
その他、豊川悦司、柳葉敏郎、石田ゆり子、香川照之などなど
大作と言われるだけあってキャストは豪華。
そして監督は「GO」や「せかちゅー」の行定勲。
ではさらっとストーリー
幕藩体勢が終わりに近づき日本が大きく揺れ動いた明治維新。
淡路に住む稲田家は「庚午事変(こうごじへん)」と呼ばれる徳島藩とのいざこざにより
明治政府から北海道への移住を命じられる。
四国から半月かけて船で移動した総勢546名は厳しい自然の中
木を切り倒し荒れ地を耕し城を建て
殿を迎え入れ自分達の新しい国を作る事を志す。
しかし廃藩置県による武士階級の消滅などで殿はまったくやる気をなくしてしまい
担ぐものがなくなった稲田家の人々は途方にくれる。
それでも「ここで生きていくしかないんだ」と髷を切りやる気を見せる小松原英明(渡辺謙)
それを「どこまでもついて行きます」と見つめる小松原夫人の志乃(吉永小百合)
それでも自然は容赦なく稲が全く育たないため
札幌へ土地に適した稲を探しに旅に出る小松原英明。
しかし予定の日を何ヶ月過ぎても帰ってくる気配のない小松原英明。
残された志乃と稲田家の人々の運命は..
さてこの映画、もうオンリーサユリと言っていいだろう。
彼女の役柄は元武士の面々が野良仕事に嫌気がさし次々と土地を離れていっても
すべてを許し
帰ってくる者には愛を与え
裏切られても決して怨まず
もう生き仏のようになっちゃってる。
こういった設定を作るため彼女演じる志乃以外のキャラは
言動がはちゃめちゃで無理が多く
作品全体のリアリティ低下に繋がっている。
そんな中、唯一豊川悦司だけは終始いい顔をしており
僕やっぱりファンかもしれないと再確認。

サユリストとトヨエツストにだけお勧め


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