レイクサイドマーダーケース


「Roadster in cinema」



2005年1月19日水曜日

レイクサイドマーダーケース』中村200エコ
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東野圭吾の小説「レイクサイド」が原作のミステリーもので
プロデューサーはカンヌ受賞作「萌の朱雀」の仙頭武則。
主演は役所広司に薬師丸ひろ子、そしてここにも僕らのトヨエツだ。
ではストーリー
湖畔にある別荘に
中学受験を控えた子供のため勉強合宿に集まった三組の家族と塾講師。
並木俊介(役所広司)はお受験に疑問を持ちつつも別居中の妻
美菜子(薬師丸ひこ子)に押し切られ嫌々合宿に参加していた。
その他、合宿に参加していたのは別荘の持ち主で医者の藤間(柄本明)とその妻、一枝(黒田福美)
それに美菜子の友人靖子(杉田かおる)とその夫、関谷(鶴見辰吾)の二家族。
そして塾の講師、津久見(豊川悦司)だった。
そこへ俊介の仕事仲間であり愛人でもある英里子(眞野裕子)が別荘に突然あらわれる。
ただならぬ一触即発な雰囲気の中、英里子はずうずうしくも食事までして帰って行くが
そのあと別荘のリビングで死体となって発見される。
「いったいだれがー」と推理する間もなく「私が殺したの」と告白する美菜子。
そして申し合わせたかのように
犯行を公にしまいと積極的に死体遺棄に奮闘する別荘の面々。
選ぶ権利もなくただ従う俊介は次第に彼等の裏に潜む真実に気づきはじめる..
いわゆる限られた空間、メンバー内で起るシチュエーションムービーで
メインはやっぱり誰が愛人を殺したのか?の謎解きだろうか。
そしてそのメインの謎解きは役者が少なく好演な事もあって
比較的違和感なく入れたように思う。
しかしもう一つのテーマ、
親が描く理想の未来を子供に託すべきか?との絡みがちぐはぐで
本来盛り上がるべきところが流れてしまい
話が迷走してしまう。
結局、ミステリーにしようかホラーにしようか
作り手の迷いが時折唐突に挿入されるカットにあらわれており
ラストも「あぁやっぱりホラーにしよう!」的な仕上がりで
そこだけが往年の「悪魔の毒々モンスター」シリーズのよう。

昔は自分も受けていた親からの期待や未来って我が子へどう処理するのだろう


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