リベラ・メ     監督:ヤン・ユノ 出演:チェ・ミンス、キム・ギョリ 

アジアンエンターテイメント
 成長めまぐるしい韓国映画である。韓国映画   経路変更、市民によるエキストラ団体まであ   ラウマになって..という今どきのものである。

 の特徴はハリウッド仕込みのエンターテイメ   るというのだから驚く。現在釜山FCには年   その他にもドメスティック・バイオレンスや、
   
 ント性にある。「シュリ」や「カル」に代表   間40本ほどの支援依頼があり、その中には   消防士に対する保障問題など韓国が現在抱える

 される観客を意識したアクションやSFXは   日本や香港からの依頼もあるそうだ。      社会問題が描かれているようだ。

 邦画にはないもので確実に邦画よりレベルが   で、この「リベラ・メ」。最大の見せ場はセ   消防士の映画といえばすぐに「バックドラフト」

 高いと言える。最近の邦画のセンス優先、撮   ットやCGを使用しない本物の火災現場なの   を思い出すが、国により消防士の置かれる立場

 り手優先の観客を無視した現状とは全く違う。  だがリアルな分、迫力には少々欠けるようで   が全く違うのが面白い。アメリカでは待遇も良

 この映画「リベラ・メ」の特徴である街中で   ある。見てる方にとってははCGを使うか使   く憧れの職業であるのに対し、韓国では休みも

 の火災現場シーン。ここにも韓国の映画に対   わないかは、あまり重要ではないって事だろ   なくただハードな職業といった感じである。映

 する姿勢がよくあらわれている。この映画は   う。物語りは釜山市内で次々とおこる不審火   画の中では警察や市民からも軽く扱われており

 釜山フィルム・コミッションの全面協力で撮   による火災からはじまる。消防隊員のサンウ   現実での改善を願う声なのかもしれない。

 られた初作品である。釜山FCとは釜山に映   (チェ・ミンス)は火災現場で確かに犯人の   日本とは全く違う道を歩みつつある韓国映画。

 画産業を根付かせようと官民一体になり立ち   影を感じる。火を知りつくした犯人にサンウ   アジアンエンターテイメントを是非味わってほ
 
 上げた団体で国際映画祭の開催なども手掛け   はなす術なく大切なものを奪われて行くのだ   しい@

 いるのだが、その協力体制がすごい。映画撮   が...                   

 影のための警察による道路封鎖や路面バスの   犯行の原因は小さい頃の両親からの暴力がト