ロスト・ソウルズ   
監督:ヤヌス・カミンスキー 出演:ウィノナ・ライダー、ベン・チャップリン
超ナチュラル派
ウィノナ・ライダー演じるカソリック教   ばかり。何が恐いって、このまま何も起   過敏に反応し不安と恐怖にかられるの

徒のマヤはピーター(ベン・チャップリ   こらず映画が終わったら恐いなと思った   も分からないではないが都会の真ん中
   
ン)に33才の誕生日に魂が消え悪魔に   ら本当に終わってしまった。この映画は   で見えない悪魔の復活に怯える心境は

あなたは支配されると予言する。そして   何をもって怖がらせようとしたのだろう   今一つピンとこない。まぁウィノナ・

二人は運命を変えようと協力しあうので   か?悪魔という存在を具体的に映像で撮   ライダーが出てたから見に行ったよう

すが..。この映画の副題は「スーパー   らなかったところをみると、人間が恐怖   なものだが、最近彼女の出る映画が当

ナチュラル・スリラー」。そうまさに、   で追い詰められるところを表現したかっ   たらないのが気になる。フィリップ・

文字道理スーパーすぎてナチュラルすぎ   たのだろう。いってみれば狙ったのは、   ベイカー・ホールも脇役で出ており、

て、どこが恐いのか全く分かりません。   「ブレアウィッチ」みたいなもんだろう。  悪くはないのですがね。どうでもいい

信仰のせいでしょうか?悪魔が蘇るとい   しかし狙いは見事に外れており、見えな   ことだがメグ・ライアンが製作を担当

う設定に何の恐怖のイメージも浮かばな   いものに怯えるには、あまりにシチュエ   しているらしい。作品に恵まれない、

いのです。映像的にも一切恐いシーンは   ーションがあいまいで緩く、リアルさに   で済ませて良いものか、今後のウィノ

なく、ただただ『蘇る!』と逃げまどう   かける。森の中で迷いもすれば、物音に   ナ・ライダーの動向が気になる..@