マジェスティック     監督:フランク・ダラボン 出演:ジム・キャリー、ローリー・ホールデン、マーティン・ランドー

普通過ぎる展開と珍しい人違い
 「ショーシャンクの空に」「グリーンマイル」  当は誰なのか....             なのだが残念ながら私にはピンと来なかった。

 に続くフランク・ダラボン監督期待の第3作   言いにくいのですが人違いと言うオチです。   そもそも人違いをするといった設定に馴染めな
   
 である。主演はジム・キャリー、コメディー   ま、この人違いと言うのはオチではなく映画   かったのが原因かもしれない。人違いだったと

 のイメージが強いが今回はいたって普通に演   を最初から観てれば分かる事なのだが、正直   気づいた時の町の人達の騙されたという反応。
 
 じている。                  もうちょっとひねりのある展開があるかと期   でもその後、彼は本当に私達を理解していてく

 舞台は1951年のアメリカ。物語はローソ   待していたのも事実。タイムスリップとか..  れたんだと感動し彼を受け入れる事に変化する

 ンという小さな町の海岸に1人の男が打ち上   しかしこの映画のテーマはあくまで希望と感   町人。この辺の安易な心境の変化が今一つ掴め

 げられた事から始まる。彼は事故で記憶をな   動で奇をてらうような展開は一切ない。では   ない。2時間33分ととても長い映画なのだが

 し自分が誰であるかも思い出せない。しかし   何で感動を呼ぼうとしているのか?人は変わ   感動抜きの記憶がもどるまでの前半の方がまだ

 町の人達は誰もが彼を知っており、皆が彼の   れるって事だろう。本当の自分は町のみんな   楽しめたように思う。シリアスなジム・キャリ

 無事の生還を喜んでいた。自分の知らない父   が思っているような強く優しい人間ではない   ーも悪くなかったが、どっかで変な顔をしやし

 や恋人と戸惑いながらも過ごす日々。それで   のに知らず知らずのうちに期待に答え事をな   ないかと探してる自分がいと悲し...@

 も彼は新しい生活になれかつて父の経営して   なし得てしまう。そして記憶がもどった時、   
 
 いた町に唯一の映画館『マジェスティック』   彼は本来の自分と知らずに演じてきた自分と   

 を再建する。そして町が一体となり活気をと   のギャップに苦しむ。苦しみながらも彼が変   

 りもどした時、彼の記憶がもどる。自分は本   わるシーンが一番この映画で感動を呼ぶはず