マラソン


「Roadster in cinema」



2005年6月23日木曜日

マラソン」中村700エコ
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実話を元にした韓国のヒューマンドラマ。
2002年、自閉症という障害をもちながらもフルマラソンを
2時間57分で完走したぺ・ヒョンジンさんがモデル。
ではストーリー
五歳の心を持つ二十歳のチョウォン(チョ・スンウ)は
日常の決まり事や振るまいは苦手だったが
走ることに喜びと生きがいを見い出していた。
そしてそれを見守る母、キョンスク(キム・ミスク)は
1日でいいから息子より長生きしたいと願ってやまない日々を過ごす。
そんな中、「走ること」を応援したい母は
よっぱらいの元ランナー、チョンウク(イ・ギヨン)にコーチを依頼し
チョウォンをフルマラソンに挑戦させたいと思い始める。
決して楽ではない数々の問題をそのまっすぐな姿勢と思いでクリアして行くチョウォン
果たしてマラソンは本当に彼の望みなのだろうか...
一見、「フォレストガンプ」に似たエンターテイメントを感じるのだが
自閉症というテーマの扱いが全く違ったメッセージ性を
この作品にもたらしている。
実話がベースと言う事もあってかとても丁寧に描かれており
いつもの道が工事中で通れずだだをこねるとことか
絵を使った視覚的な意志の疎通が有効なこと
小さい頃の些細なことを明確に記憶していること
日常を形式化することでの安心感などなど
時にはお互いのルールの違いを面白おかしく描くことで噛み砕き
自然に写るように工夫してある。
この辺のどちらにも片寄り過ぎない距離感が絶妙で
余計なことを意識せず分からないことは分からないいんだと
そのままに接すればいいんだと思えてくる。
実際、韓国での
この作品が与えた影響は大きいらしく
どうせ理不尽と分からないものだらけのこの世の中
要はどれだけ他人を許せるかが醍醐味なのかも

とりあえず隣にいる人と仲良くなりたい方にお勧め


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