マルコヴィッチの穴     監督:スパイク・ジョーンズ 出演:ジョン・キューザック、
                             キャスリーン・ターナー、キャメロン・ディアス
コケ方こそ笑いの原点
発想、アイデアが抜群の映画です。監督   撮り方しだいでは、あんなにも笑えるか   キャメロン・ディアス。見かけだけで

のスパイク・ジョーンズは、これが初監   と感心します。私が一番興味深かったの   はない演技派なところも見せたかった
   
督作品だっていうんだから、また驚きで   はジョン・マルコヴィッチ本人がマルコ   らしいのですが効果のほどは薄いでしょ

す。面白いのはアイデアのプロットが一   ヴィッチの穴に入るとどうなるか?って   う。個人的にはマキシーンのセリフが

つではない事。もちろん一番の核となる   事ですが、これも面白い解釈になってま   面白かったように思います。映像的に

のは『15分間、ジョン・マルコヴィッ   す。ストーリーとしてクレイグ(ジョン   奇抜なところはないのですが、他人が

チになれる穴』なのですが、その他に『   ・キューザック)とロッテ(キャメロン   マルコヴィッチに入った時の映像は、

7と1/2階』、『15分後、高速道路   ・ディアス)がマキシーン(キャスリー   もうひと工夫ほしかった。それに前半

の脇に放り出される』など、見てる人間   ン・ターナー)を取りあうのですが、こ   にくらべて後半の『マルコヴィッチの

を飽きさせない工夫がされています。    こら辺の重要性は?です。まぁ、他人に   穴』のからくり、謎ときのインパクト

意外とも思えるのが、奇抜なアイデアだ   なることによって本当の自分が見えた、   も薄く分かりづらい。これは個々のア

けに頼ることなく笑いも十分に含まれて   分かったってところでしょうか。      イデアが強すぎて、つながりづらかっ

いる事。ただ人間が落ちてくるだけでも、  何でこんな役受けたのって感じなのは、   た証拠なのかもしれません@