みんなのいえ   
監督:三谷幸喜 出演:唐沢寿明、田中邦衛、田中直樹、八木亜希子
落ちのある笑い
三谷幸喜、監督脚本のホームコメディー。  しトラブルは絶えません。そんな二人の   べると設定が設定だけにストーリー展

意外に映画は「ラヂオの時間」に続き2   間をなんとか取り持とうとする直介。け   開による盛り上がりには欠けるでしょ
   
本目である。今回はホームコメディーと   なげではありますが、とんちんかんで全   うか。シーンごとにあるショートコン

言うだけあって「家を建てる」がテーマ。  く役にたってません。今回一番美味しい   トをつないだ感じです。すべて定番と

直介(田中直樹)と妻民子(八木亜希子)  のは、やはり直介役の田中直樹。二人の   言えば、それまでの落ちなのですが、

は念願のマイホームを郊外に建てる事を   間で揺れ動く役を、おどおどと素に近い   お約束というのはいつの時代も不変の

決意します。そこで設計を民子の大学の   状態で演じています。調子にのり過ぎて   笑いなのだと再確認させられました。

後輩でインテリア・デザイナーの柳沢(   ところどころコント臭くなってるシーン   映画の端々に登場する豪華なキャスト

唐沢寿明)に、施工を民子の父で大工の   もありますが、彼の普段のバラエティー   も三谷幸喜ならではでしょう。低予算

長一郎(田中邦衛)に頼むのですが、伝   より数段笑えます。テレビに溢れている   で撮れるホームコメディー。この分野

統を重んじる昔気質の長一郎と、アメリ   フリートークによる即興の笑いとは違っ   がもっと注目され、開拓されても良い

カ建築様式を取り入れようとする柳沢が   た、ちゃんと本のある練られた笑いが、   と思うのですが。日本の笑いぐらいは

合うわけもなく事あるごとに対立、衝突   この映画では観られます。前作にくら    Made in Japanでも悪くないでしょう@