マッスルヒート     監督:下山天  出演:ケイン・コスギ、哀川翔、加藤雅也 

理由なき筋肉の祭典
 ケイン・コスギ主演で題名が「マッスルヒー   建仁(加藤雅也)率いる香港マフィアがブラ   夜になると火を焚きそのまわりをバイクでぐ

 ト」、しかもTBSが絡んでるとなればもう   ッドヒートと呼ばれる興奮剤の売買を中心に   るぐる回るのはマッドマックスぽくて懐かし
   
 筋肉番付の特番としか思えないのだが残念な   勢力をのばしている。公安局の特殊任務につ   くさえあった。ストーリー的な盛り上がりは

 がら跳び箱は出て来なかった。もちろん照英   くジョー・ジンノ(ケイン・コスギ)と桂木   やはり最後のボス対決、ジョーVS建仁なの

 も。映画は当たり前だがアクションものであ   (哀川翔)はコンビを組み建仁をあげようと   がだ残念ながら建仁役の加藤雅也が格闘技に

 る。今風のワイヤーありガンアクションあり   するのだが映画開始5分ほどで桂木はドジを   長けてるわけではないのでなかなか難しいも

 爆破ありの何でもあり。やはりハリウッドに   踏み建仁に捕まってしまう。そしてマッスル   のがある。しかし加藤雅也は北野武監督の「

 比べると地味な部分も目立つのだがカメラワ   ドームでマッスルヒート。うん、マッスルド   HANABI」のままの残忍さで突っ走って

 ークが工夫されておりスピード感はある。さ   ームとは建仁が経営する賭けバーリトゥード   おり、どんな規模の映画でも手を抜かない感

 すがにケイン・コスギはアクションシーンを   場である。そこで桂木は筋肉増強剤でもある   じが良く出ていた。それに対して竹中直人や

 なんなくこなしていたが問題なのは演技の方   ブラッドヒートを飲んだ怪物と戦い敗れてし   渡辺いっけいはほんとちょい役といったとこ

 だろう。もともとあまり日本語が達者でない   まう。それを見ていたジョーは怒りに震え復   ろでキャストの割に地味な作品となっている。

 ので無理はないのだが、なんとかアメリカ帰   讐を誓うのだが...とまぁ、ありがちな近   アクションに関してはワイヤーも自然に使っ
 
 りの日系人と言うそのまんまの設定でのりき   未来ものではある。出てくる街並も無国籍感   てありレベルも高いと言える。だからこそ変

 っていた。                  を出したいのだろうが予算の関係か出てくる   にストーリーや近未来の世界観にとらわれず

 さてストーリーだが時は2009年の東京、   建物も少なくリアリティーがちょっと低い。   純粋にアクションに専念して欲しかった@