男たちの大和/YAMATO


「Roadster in cinema」



2005年12月9日金曜日

男たちの大和/YAMATO」中村300エコ
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原作の辺見じゅん著「男たちの大和」は
生存者と遺族への取材をもとに書かれたドキュメントらしく
この映画も比較的歴史にそったもののよう。
主演は熱い上官を演じる反町隆史と中村獅童。
ではストーリー
昭和十九年二月、ついに完成した世界最大最強の戦艦「大和」は
出撃を前に特別少年兵の訓練が開始されていた。
彼らを向かえた上官の中でもひと際目立っていたのが
機銃射手の内田二兵曹(中村獅童)と烹炊所班長の森脇二主曹(反町隆史)。
二人は所属こそ違えど親友でありライバルで
互いに影響しあい認め合う仲だった。
同じ年の十月、大和は満を持してレイテ沖海戦に参戦。
しかし米軍機の攻撃になす術なく連合艦隊は事実上壊滅
内田も重傷を追い呉の海軍病院に収容され
大和の任務から外れる事となる。
そして日本の敗戦ムード高まる翌年の四月
ついに大和にも特攻の命が下る。
三千人の乗組員、それぞれの覚悟と想いを乗せ大和は最後の航海へと出港した..
史実がベースとあって全体的な雰囲気が重く演技も重い
と言うかいきり過ぎてて台詞は聞き取り辛いぐらい。
テーマとしては負け戦と知りながらも特攻する事に何の意味があるのか
大和の乗組員達の葛藤。
そしてその後の
生存者の果たせなかった想いと残された遺族の喪失感との対比が描かれている。
作品としては六億円かけた実物大の大和セットなどが話題のようだが
質感なのか照明なのか
臨場感はそれほどでもなく効果は薄め。
どちらかと言えば映画のスケール感をアピールするのではなく
ほんの六十年ほど前の日本で何が起きていたのか
それだけをストレートに伝えた方がよりメッセージが届いたかもしれない。

「今に生まれてよかった」と言える今になってますかと自問自答


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