ペイチェック


「Roadster in cinema」



2004年3月4日木曜日

ペイチェック・消された記憶」中村500エコ
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鳩と二丁拳銃がトレードマークのジョン・ウーが贈る近未来SFサスペンスである。
主演はベン・アフレックにユマ・サーマン。
さて物語はそう遠くはない未来が舞台、
企業間の情報戦争が過熱するなか
フリーのコンピューターエンジニア、マイケル・ジェニングス(ベン・アフレック)は
引っ張りだこであった。
なぜなら彼は企業のトップシークレットの開発に期間限定で参加し
契約期間が終われば秘密を守るためその部分の記憶を消す事を約束していたからである。
もちろん記憶を消す行為が身体や脳に与える影響は大きいため
マイケルは契約期間を最長二ヶ月と決めていた。
そんなある日、マイケルのもとに契約期間三年、報酬100億円という依頼が舞い込む。
迷いながらも最後の仕事と思い依頼を受けるマイケル。
しかし三年後、マイケルが手にしていたのは見慣れない所持品19個と報酬辞退の証明書。
一体自分が携わった開発とは何だったのか?空白の三年間をさかのぼるマイケル..
原作がSF作家の巨匠フィリップ・K・ディックとあって
とてもよく出来たストーリーである。
特にマイケルが大仕事を終えた三年後、
無くした記憶を所持品を駆使し取り戻して行く過程は手に汗握るものがある。
ただちょっと19個と言うのは多いだろうか。
物によっては使い方が半ば強引でほとんど海外ドラマ「マクガイバー」の世界である。
後半のSFチックな展開は意表をつき良いのだが
どうもアクションしたがるジョン・ウーがどこかにいるのか
危ない方へ危ない方へと進みたがる主人公がちょっと不憫でならない。

冒険野郎にメロメロだった人にお勧め


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