ピアノの森


「Roadster in cinema」



2007年7月18日水曜日

ピアノの森』中村200エコ
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一色まこと著、同名漫画のアニメ映画版。
漫画は週刊モーニングで現在も連載中で単行本は14巻ほど。
ちなみにもともとはヤングマガジンアッパーズで連載されてたが
10巻ごろ雑誌が廃刊されモーニングへ移籍
単行本の表紙も一変され買い直すのかと読者を唸らせた。
映画の内容的には単行本5巻分ぐらいにあたり
ではストーリー
小学五年生の雨宮修平は幼い頃からピアノの英才教育を受けピアニストを目指していた。
そんなある日、家族の止ん事無き理由でひと夏田舎町の学校に転校するのだが
そこで市ノ瀬海という少年に出会う。
海もまた幼い頃から「森のピアノ」と呼ばれる森に捨てられたピアノを
誰からも教えられる事なく弾いていたのだった。
その森のピアノを弾く海の音を聞いた修平は
なぜか心惹き付けられる。
自分にはまねの出来ない独創的で自由な音色
そんな海がひょんな事から自分が出るコンクールに出場するというから大騒ぎ。
完璧を目指す修平、自分だけの音を探す海、果たしてコンクールの行方は...
原作の漫画にはない音があるので
海と修平、二人の対比はより分かりやすいと思うのだが
残念ながら素人の僕には音色の違いはほとんど分からずじまい。
ノーミスの完璧な音と情緒ある表情豊かな音の違いはどこにあるのだろう。
物語も序盤をまとめただけなため比較的軽く
「自分の音を好きになる事」「人と比べる事に意味はない」
そのあたりの言葉にぐらっとくるが
生きて行く上で不可欠な争いの場を
音楽に求めるのはとても酷のような気がする。

いつも海に憧れつつ修平に勝って欲しい凡人の自分がいる


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