プロデューサーズ


「Roadster in cinema」



2006年3月30日木曜日

プロデューサーズ」中村1000エコ
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トニー賞12部門史上最多受賞、ブロードウェイミュージカルの映画化である。
出演者で見覚えがあるのはユマ・サーマンぐらい。
ではストーリー
舞台は1959年のニューヨーク、
かつてはブロードウェイの売れっ子プロディーサーだったマックス・ピアリストック(ネイサン・レイン)は
今や鳴かず飛ばずのただのおじさん。
そんなマックスのもとに会計士のレオ・ブルーム(マシュー・プロデリック)が
画期的な儲け話を持ってあらわれる。
それは出資者からお金を集め、興行でわざとコケ
配当を踏み倒して逃げ出そうってシナリオだった。
最低のプロデューサーに最低の出演者と最低の脚本
二人の思惑の行方は
いま史上最低のミュージカル「春の日のヒトラー」の幕が上がる...
これは映画というより完全なミュージカルで
突然歌い出す違和感もちゃんと健在。
しかも軽い下ネタと濃い演劇チックなアクションもあって
これはきついかと思いきやメインの二人、
ネイサン・レインとマシュー・プロデリックの歌とダンスの掛け合いに圧倒される。
これだけ合わせるのに一体どれぐらいの時間と労力がいるのだろうと思ってたら
この二人と途中出てくるゲイの演出家とその内縁の助手
計四人はブロードウェイでも同役を演じてる人達、つまり本職の人だった。
これが映画用ではない本物のミュージカルなんだと
ただただその技術とクオリティーに感動。
それはユマ・サーマンが出てくるとがっかりするくらい。
さすがに後半、歌だけのシーンでは少々トーンダウンするが
この人達が見れるんだったらブロードウェイに行ってみたいと思わせる作品

非日常を可能にする説得力。思わず明日歌っちゃわないか心配だ


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