The Ring     監督:ゴア・ヴァービンスキ  出演:ナオミ・ワッツ、マーティン・ヘンダースン 

大味ホラー、わびさびはどこへ
 言わずと知れた邦画「リング」のハリウッド   しまうレイチェル。やっぱり見るのねレイチェ  ぐらいだった。まぁ日本版を知ってるから残

 リメイク版である。監督はブラッド・ピット、  ルの息子エイダン。何の怨みか元夫のノアに   念に思うのかもしれないがこの映画の最大の
   
 ジュリア・ロバーツの豪華共演が目玉だった   もビデオを見せビデオの謎を解こうとするレ   ポイントは主人公が助かったのは貞子(サマ

 「ザ・メキシカン」のゴア・ヴァービンスキ。  イチェル。はたして3人は助かるのか?死か   ラ)を助けたからだと思い込むところにある。

 主演はナオミ・ワッツ、最近だとデヴィッド   ら逃れる方法はあるのか....        そしてその後助かるはずの元旦那が死に自分

 ・リンチ監督の「マルホランド・ドライブ」   とりあえず旦那はダメでしたが死の呪のビデ   が助かった原因は他ににある事を知りあせる

 での主演が記憶に新しい。           オを作ったのは国内版では貞子だが海外版で   わけだ。なぜならこのまま順番でいくと自分

 ストーリーは国内版オリジナルと全く同じで   ではサマラとなっている。ちょっとこの辺か   の息子が死んでしまうからである。一度クリ

 「ビデオを見ると7日後に必ず死ぬ」と言う   らも無理が垣間見えるが少々オリジナルを意   アしたはずの難題に再び対峙する主人公。息

 もの。しかも細かいところまで同じで主人公   識し過ぎではないだろうか。最初に登場する   子を助けるため何ができるのか、何をしても

 シアトル・ポスト紙の記者レイチェルは姪の   女子高生も異様に日本風で違和感を感じる。   よいのか。これが映画のクライマックスだが

 ケイティーの死を不信に思い調べるうちに同   その割に日本版ではメインとなっている死へ   海外版ではこの辺の緊張感がちょっと弱い。

 じ日、同じ時刻にケイティーを含む男女4人   のカウントダウン「期日まであと2日」とか   映像一つとれば確かにハリウッドの技術と資
 
 が謎の死を遂げている事を知る。そしてその   その辺の緊張感が全くない。したがって主人   金力が生きた映画だと言えるが精神面に訴え

 4人の共通点、ある山小屋で見た死のビデオ   公レイチェルが助かった時の感動も薄く、い   る恐怖が足りない。参考にするならば映画で

 を手に入れる。よせばよいのにビデオを見て   つのまに約束の時間を過ぎたのか分からない   はなく原作小説「リング」がよかったのかも@