スカイ・クロラ


「Roadster in cinema」



2008年7月31日木曜日

スカイ・クロラ」中村250エコ
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「イノセンス」の押井守監督の最新アニメで
原作は森博嗣の同名小説シリーズ。
副題は「もう一度、生まれてきたいと思う?」
ではさっそくストーリー
舞台はありえたかもしれないもう一つの現代
平和を約束された人々が生の実感として求めたのはショーとしての戦争だった。
そのために戦争請負会社「ロストック社」で戦闘機に乗るのは
キルドレと呼ばれる子供達。
彼らは思春期の姿のまま年を取らず
戦争で死なない限り永遠に生き続ける宿命を背負っていた。
そんな中、新しく基地に赴任してきたパイロット函南優一は
女性指揮官、草薙水素を通し今までにない世界観を抱きはじめる....
テーマは誰もが欲しがるであろう永遠の若さや命
平穏がもたらすものとは、と言ったところだろうか。
確かに限りがあるから今が文字どうり生きるわけで
彼らのように永遠ならば副題の疑問も当然だろうと思える。
絵はリアルな飛行シーンの3Dと人物シーンの2Dの組み合わせ。
内容にあわせてるのか
全体的に色彩や感情が希薄で
その現実感のなさは永遠という繰り返しの虚無感を狙ったものなのかも。
そんな虚無感の中を何度も生きる主人公の台詞が響く
「同じ道でも見えるものは違うから、それでいい」

いいのだ、明日が今日と同じに見えたって


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