スリザー SLITHER


「Roadster in cinema」



2007年12月6日木曜日

スリザー SLITHER」中村0エコ
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「ドーン・オブ・ザ・デッド」のジェイムズ・ガン監督脚本によるSFホラー作品。
キャッチコピーは「叫ぶ前に口をふさげ」
ではストーリー
アメリカ南西部に地球を目指すかのように一つの隕石が落下した。
そこへ偶然通りかかったグラントと幼なじみのブレンダは
その奇妙な物体に好奇心と共にえも言われぬ恐怖を感じつつも接近。
と、その瞬間
物体から何かが飛び出しグラントの体に侵入してしまう。
そしてその日を境に街には奇妙な事が起き始め
街中からペットは消え行方不明者が続出
あの時一緒だったブレンダも失踪していた。
当のグラント自身にも変化があらわれ
体には腫れ物ができ、生肉を食べるようになり
性格も攻撃的になって行くのだった....
B級ホラーのお手本のような作品で
CGに頼らない手作り感覚が微笑ましくもあり
でもこれが一生懸命だとすると不安でもある。
B級のお約束、お色気も意外にソフトで
これじゃ何のためのR-15なんですかと
知らない隣のおじさんと肩を組み盛り上がりたい気分。
盛り上がるといえばこの作品
設定上、鹿狩りシーズン解禁日ってことで町をあげての大騒ぎなのだが
鹿の角を頭につけ飲めや歌えやのどんちゃん騒ぎを見てると
三谷幸喜の「THE有頂天ホテル」のワンシーンを思い出した。
この異常さは意図的と読めない事もなく
「鹿が狩れる」と騒ぐ人間がさらにエイリアンに狩られる
そんな皮肉が描かれてるってのは深読みし過ぎだろうか。

エンドロール、会場を包み込む喪失感。1996年のドイツ映画「キラーコンドーム」以来じゃなかろうか


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