スパイ・ゲーム     監督:トニー・スコット 出演:ロバート・レッドフォード、ブラッド・ピット 

騙しあいのスリルをどうぞ
 ローバート・レッドフォードとブラッド・ピ   トナムやベルリンなどで行動を共にし、手塩   作戦とトークにある。ただこの作戦がちょっと

 ットの組み合わせ。共演は初らしいが、この   にかけて育てあげた部下、トム・ビショップ   分かりづらい。トムの処刑まで24時間と時間
   
 組み合わせで思い出されるのはロバート・レ   (ブラッド・ピット)がスパイ容疑をかけら   制限があるためか様々なプロットが一瞬のうち

 ッドフォード監督、ブラッド・ピット主演の   れ北京に投獄されたというのだ。トムを見捨   流れ物語が進んでしまうのだ。一見とても複雑

 「リバー・ランズ・スルー・イット」だろう。  てようとするアメリカに反抗し単独で助けだ   で綿密な計画に思えるのだが、最終的にはCI

 この作品でブラッド・ピットは事実上今の地   そうと決意するネイサンだったが...     A長官のサインをコピーし偽の命令書を作成す

 位を手に入れたようなものではないだろうか。  と、こんな風に書くとローバート・レッドフォ  るという、少々子供騙しな作戦でもある。

 そんな二人の師弟?関係がこの映画にも出て   ードが単身北京に乗り込みブラッド・ピット   ブラッド・ピットは囚われの身という役柄もあ

 いる気がする。                を助け二人で銃火の中を駆け抜けるシーンを   って出てくるのは回想シーンがほとんど。しか

 監督は「トップ・ガン」「クリムゾン・タイ   思い描くが、実際はアクションシーンが意外   も特別メリットのある役とも思えない。それに

 ド」のトニー・スコット。ストーリーからも   に少ない。ネイサンは一切CIAのビルから   対してロバート・レッドフォードはいぶし銀の

 アクション映画っぽい雰囲気が伝わるが..   出ないのだ。ではどうやってトムを助けるの   魅力でさすがといった感じである。

 さてそのストーリー、CIAの諜報員ネイサ   かと言うと、CIAの上層部を騙し特殊部隊   面白いのはアクションシーンもそこそこあるの 
 
 ン・ミューアー(ロバート・レッドフォード   を出動させ助けるのである。結局、この映画   に、だんぜんCIAビル内の駆け引きの方がス

 )は引退を間近に控えていた。そんなある日   の面白味はここにあり、アクションというよ   リリングな事。美味しいところが全部、親の総

 ネイサンの耳にある情報が入る。かつて、ベ   りは、ばれそうでばれないネイサンの絶妙な   取りなのは仕方がないか@