東京タワー


「Roadster in cinema」



2005年1月6日木曜日

東京タワー」中村300エコ、H川200エコ
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江國香織の同名小説を映画化したラブストーリー。
主演は黒木瞳に岡田准一
この組み合わせとなるとどう考えても不倫しかないのだが
御名答、まさにその通り。
ではストーリー
大学生の小島透(岡田准一 )は東京タワーの見えるマンションで彼女からの電話を待つ日々。
相手は売れっ子CMプランナーの妻であり
セレクトショップのオーナーでもある浅野詩史(黒木瞳)
出会いは三年前、
透は母に連れられ母の友人でもある詩史の店を訪ねたのが始まりだった。
そして出会った瞬間、訳もなく惹かれあった二人は
年齢や立場をこえ一瞬にして恋に落ちたのだった。
いつかは終わる時がくる事と分かっていながらも
互いに求め、離れられない二人。
しかしその時は確実にせまり
しかも予期せぬ終局を向かえる...
基本的にはセレブなおばさまが若くてかわいい男の子を囲うという
女性の理想を描いた物語である。
しかしH川に言わせると
「金持ちのおばさんが金持ちのボンボンと何をしても非現実的」らしい。
そう、立場が逆であって
おじさんがお小遣いをあげて若い女の子を囲うのは至って自然なのだが
この映画ではあくまで純愛がテーマなため
おばさまは男の子に決してお小遣いはあげないのである。
そこでバランスを取るためか仕方なく若い男の子もボンボンにしちゃって
まれに見る不自然さをかもし出している。
そこに文学チックな
「すべて君の好きな物に囲まれて待ちたいんだ」みたいな
インチボルトをミリ工具で回そうぐらいの甘い台詞まで飛び交う始末。
これでは100エコも難しい状況なのだが
実はこの映画にはもう一組、松本潤と寺島しのぶが演じる不倫カップルがあって
こちらのストーリーはちゃんと映画っぽく弾けており十分楽しめる。
豪快なおばさんを演じる一見地味な寺島しのぶさんは
去年の日本アカデミー賞で主演女優賞を受賞しており
時折同一人物とは思えない魅力的な表情を見せる女優さんである。

彼女のフラメンコの地響きが胸に残る作品


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