トータル・フィアーズ     監督:フィル・アルデン・ロビンソン 出演:ベン・アフレック、モーガン・フリーマン 

矛盾だらけのイライラムービー
 「トータル・フィアーズ」なんとも覚えにく   るのは私だけだろうか?この感情はニコラス   ロを企て、アメリカにロシアの振りをして核爆

 い邦題だが原作は「恐怖の総和」という全米   ・ケイジに対するものとよく似ている。その   弾を投下する。怒ったアメリカはロシアに報復
   
 で大ヒットした小説らしい。もうちょっとつ   他脇をかためる出演者も私的には意外に豪華   しようと核爆弾のスイッチに手をかける。それ

 っこむとこの映画は「レッド・オクトーバー   である。モーガン・フリーマンはおいといて   に気づいたロシアは「やってないってば」と言

 を追え」「パトリオット・ゲーム」「今そこ   アメリカ合衆国大統領役のジェームズ・クロ   いつつ核爆弾のスイッチに手をかける。もう、

 にある危機」に続くジャック・ライアンシリ   ムウェル。この人はいつ見ても悪そうだ。恐   「せーの」で押すしかないのか?世界の運命は?

 ーズの最新作になるらしい。これでなんとな   らく「LAコンフィデンシャル」のイメージ   もちろんベン君が「まぁまぁ」と止める訳だが

 く社会風刺的な御都合アクションと想像でき   が抜けないせいだと思われるが..。次にベ   一度爆発する核爆弾が凄い。アメフトのスーパ

 るかもしれない。               ン・アフレックとコンビを組むCIA工作員   ーボウルの行われているスタジアムで爆発する

 ハリソン・フォードの後釜に選ばれジャック   を演じるリーブ・シュライバー。とぼけた味   のだ。この辺の核の扱いについてはかなりエン

 ・ライアンを演じるのはベン・アフレック。   はホラー映画スクリームシリーズで見せたも   ターテイメント性が強くいい加減である。映画

 今回の役柄は全く上層部に相手にされない、   のとなんら変わりなく心が和む。大統領補佐   なんだと言う事を強調したいのかもしれない。

 若手CIAアナリスト役だ。それにてもベン   官役にも見た顔がちらほらいる。フィリップ   そう割り切って見れれば観客を飽きさせない適
 
 ・アフレックはこの手の周りに相手にされず   ・ベイカー・ホールなんてのも居てちょっと   度なハラハラ感とユーモアで楽しめる映画とな

 振り回される役がとても似合う。「ガッデム   驚く。                    るだろう。いや、ベン・アフレックの不甲斐無   

 !」と叫ぶ彼の困った顔を見るたび幸せにな   さてストーリーは結構激しくナチの残党がテ   さにイライラするのが正しい見方かもしれない@