ホテルビーナス


「Roadster in cinema」



2004年4月19日月曜日

ホテルビーナス」中村300エコ、H川600エコ
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フジテレビのTV番組「チョナンカン」が発端の映画である。
もちろん主演は草ナギ剛(ナギ見当たりません)
そして映画は全編得意の韓国語となっている。
物語はとある街のホテル、ビーナスが舞台。
そこに住む人々はみな何かしらの傷を心に負い
世間を拒絶するように生きている。
0号室に住むチョナンはカフェビーナスのウェイター兼ホテルの雑用係
過去の出来事から一歩も進めなくなり生きる意味を見失っている。
1号室には診断ミスから立ち直れず廃業中のドクター(香川照之)とそのワイフ(中谷美紀)
3号室には花屋経営を夢見、店長のいいなりのソーダ(チョ・ウンジ)
4号室には小さい頃カフェに置き去りにされたボーイ(イ・ジュンギ)
危ういなりにも奇妙なバランスでホテルビーナスは回っていた。
そんなある日、2号室に新しい住人があらわれる。
怪し気なマッチョ、ガイ(パク・ジョンウ)と無口な少女サイ(コ・ドヒ)である。
新たなメンバーの登場に一見くずれるかに思えたバランスも
次第に心を開きはじめるサイの変化にささえられたが
ある事件がビーナスの住人達を襲う..
さてこの映画、
まず125分とかなり長いのだが気になるのは前半のテンポの悪さである。
特に時折入るタップダンスとこま切れの主題歌
これが物語に脈絡なく挿入されるのでストーリーに集中しづらい。
ちなみに主題歌はラブサイケデリコの「Everybody needs somebody」
他にも数曲使われていたが残念ながらインストの曲が一番しっくりきてただろうか。
どのシーンも絵的にはきれいなのだがストーリー性が薄く
「こういう絵が撮りたいねぇ」と撮ったものをあとで繋げた感じが強い。
なので設定も曖昧でキャラクターは一定せず感情移入しにくいのだ。
それでも後半は少女サイを中心に盛り上がりを見せるのだが
最終的に「チョナンカン」と言うTV番組を抜けきれずに終了してしまう。
ただ逆に言えばTV番組のファンや草ナギ剛のファンに対しては大変親切な内容で
満足のいく出来ではないだろうか。

まぁこまかい事はケンチャナヨか


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