-著書紹介-


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『特攻の町 知覧』
 日本文芸大賞ノンフィクション賞受賞
 1998年 光人社  定価(本体1,900円+税)

”特攻の時代”に青春を生きなければならなかった青年と乙女たちの
魂の叫びを斬新な切り口で現代に伝えるモニュメンタル・ストーリー!

アメリカの青年たちでも知っている「特攻」ですが、戦争を歴史とし
か知らない若い人たちには、国のためとはいえ命令で敵艦に突っ込む
など想像もできないでしょう。「断ればよかったのに」と思うでしょう。
でも、戦争中は断れなかった。日本人なら国や愛する人のためにそうす
るしかなかったのです。
 ある日突然「死」を命じられたら、あなたならどうしますか?
戦争は歴史になったかも知れませんが、あのとき出撃して成就できな
かった青年たちは、死んでいった同僚に詫びながら古傷とともに、長
い戦後を生きているのです。彼らは日本再建に没頭しました。
 逝った者、遺された者、それぞれに重い十字架を背負ったのです。
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特攻の町 知覧
『東條英機 封印された真実』
 1995年 講談社  定価1,800円(本体1,748円)

 この本は東条英機が処刑される前、獄中で書き残した未公開の手記を、
始めて世に公表し問うた、歴史的にも意味深いものです。手記の中には
日本で始めて行われた「陸海軍合同軍事参議官会議」の実体、議事録も
あり、これも掲載しています。東条英機の獄中手記ほど、大東亜戦争の
意味と実態を確実に物語ったいるものは他に存在しないでしょう。
 絞首刑を前に、無心に書き残した「真実」・・・・・・これはどんな
ドラマよりも感動的であり魂を揺さぶられます。

 東條英機の遺族の方たちは、敗戦を境に敵国からも日本国民からも敵
視され大東亜戦争の元凶のようにいわれました。それでも遺された遺族
はいっさい語りませんでした。「決して言い訳はするな」が東條の固い
遺言だったからです。ですから戦後の東條家は謎に包まれていました。
 私は取材目的ではなく、長い間東條家とおつき合いさせていただき、
東條家の真の姿を知りました。それを皆さんに伝えたい!。その一心で
私は「東條勝子の生涯」を書きました。この本を御高覧いただいた上で
「封印された真実」をお読みいただくと、より深く感動的に御理解いた
だけると思います。御感想をお待ちしております。
 
             
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東条英機 封印された真実
『ボケたくはないけれど』
 アルツハイマー型痴呆症レポート
 1994年 時事通信社  定価1,500円(本体1,456円)

「あの父がボケるなんて!」
高齢化社会到来とともに浮上してきた「アルツハイマー」・・・・・・
この残忍な病はなぜ起きるのか、治療の可能性はあるのか。
 自らの父をアルツハイマーで失った著者が、アルツハイマーの実態と
最前線を渾身レポートしたもの。

 私は、人間は生まれてくるときは、まったく意志を持てないが、死ぬ
ときはそれなりに人生の締めくくりをしたいと思っていたので、誇り高
き父の哀れな最期にはたいへんなショックを受けました。
 死ぬときは千差万別、死の数だけ形がある。だからどんなに生きたか
で決まるのだと考えていましたが、実際には締めくくりの出来ない人
生も、選べない最期もあることを父の死は教えてくれた。
 この本は、人間が正常から異常の世界に入り込んでいく悲しい過程と、
接する家族たちの闘いを赤裸々に書き、同時に医学的な問題も追求した
ものです。
     
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ボケたくはないけれど
「アルツハイマーに克つ」
                 新潮社 1,200円
 私は上記の「ボケたくはないけれど」を出版してからも、ひきつづき
アルツハイマー病について取材し勉強しました。私自身がアルツハイマーにかかる可能性もあるし、もっと詳しい実態を知りたかったからです。
追いかければ必ず発見があるものです。多くのことを知ることができました。私のようにアルツハイマーが気になる人のために、「アルツハイマーに克つ」を書きました。
 いままで医学的にも一般的にも、アルツハイマーは自覚症状がない病いとされてきました。しかし実際には一番最初に気付くのは本人です。
 周囲のものが、ちょっとおかしいのではないかと感じるずっと前から本人は必ず解っています。ただ、アルツハイマーに関する知識がないために
隠したりごまかしたりします。そのうちに自分は感じなくなってしまいます。そのときはもう患者さんになっています。
 昨年、新薬が開発され、アルツハイマー病は早期発見すれば、進行を遅らせることができるようになりました。第一発見者は本人なのですから、
脳に不安や異常を感じたら、一刻も早く神経内科にいき、脳の血流検査や
MRI検査を受け、治療を受けてください。
 ここに詳しいことは書けなくて残念ですが、このことだけでも気にかけておいてください。そして人生設計をたててください。
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アルツハイマーに克つ

「奇跡の村」隠れキリシタンの里

河出書房新社

  隠れキリシタンとは、キリシタン禁止時代に潜伏して信仰を護り続けた信徒たちのことです。知られているのは天草、生月、五島列島、平戸、西彼杵などですが、「奇跡の村」こと今村は、キリシタン史にも残されていない実に不思議なキリシタンの村なのです。彼らは弾圧と貧困と差別から脱出するために明治末期に、多くの働き手はカトリックの国であるブラジルに集団移民します。二つに別れた今村の実態はドラマチックに展開して現代に至っています。奇跡の村・今村は、いまも300年前と同じ血統の人たちだけがひっそりと暮らしています。彼等は非常に貧しいけれど、大正時代の始めからどの家もコーヒーを嗜んでいました。日本人のほとんどが口にしたことのなかったコーヒーです。

 産児制限をしない今村の種は遠いブラジルで大きく育ち、ブラジル人として連邦議員にもなっています。一方移民故の悲劇もたくさんあります。記録のためにも真実を赤裸々に書きました。私はこの日本では知られていない今村の存在をブラジルで知りました。驚きと感動で震えました。そして今村の実態を追いかけたのです。

 哀しみと笑いとロマン・・・・・人間は凄い、面白い、と実感しました。

 「アルツハイマーを知るために」 新潮社

 私の父は77歳でアルツハイマーにかかりましたが、80歳で亡くなりました。77歳というのは他人が観て、普通ではないと解る症状であったということで、脳内ではもっと早く異常が起こっていたはずです。アルツハイマーという病気は,医学的にも本人には自覚症状がないとされていました。ところが実際には本人が一番先に解るのだということを、父は三つの物的証拠を残して証明したのです。それは彼が書き残した日記と小説と絵でした。それらの中に,自分の脳が徐々に破壊されていく様を、恐怖と驚きを持って衝撃的に表現していたのです。             

 この本は、それらの実証物をもとにしてアルツハイマー病を追究したものです。最先端の専門家の解釈、判断なども加えたノンフィクションです。

 アルツハイマーを知るために」 新潮文庫

  2007年3月 単行本の「アルツハイマーを知るために」を出版して三年がたちましたので、アルツハイマー環境も変わったり進歩したりしました。そこで最も新しい情報を盛り込んで更新し、新潮文庫から出版しました。

 タイトルも目次も,解りやすくするため同じにしてあれますが、内容は同じではありません。不変のものに関してはそのままに、変化したものは最新のものを入れました。特に目を引く程変わったところは、症例に使った作品を「カラー」にしたことです。より変化が読み取れると思います。税込みで580円なんて、この私も信じられない程いい本です。

                        

「特攻の町知覧」       光人社文庫

 5月1日   発売

  単行本の「特攻の町知覧」と内容は変わっていませんか゛

  定価が安いので、まだお読みでない方はおすすめです。

戦争はまだ引きずっていると実感しながら、涙とともに

  書きました。

    

686円です。

 特攻基地知覧始末記」    

 2008年1月6日 光人社より出版いたしました。

 「特攻の町知覧」が単行本で出版してから11年目になります。同じ特攻をテーマにしていますが、その内容は全く違います。「特攻の町知覧」は、特攻隊の身の回りの世話をした女学生のことや、生き残りの特攻隊員の人生を書き、「始末記」は実際に特攻死した隊員たちのドキュメントを書きました。

  その他の著書
 「誰も書かなかった韓国」        サンケイ出版   1974
  「ドキュメント・ハワイ」       鎌倉書房     1980
  「海に建った未来都市」        毎日新聞社    1980