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製作期間:1997年8月〜1999年8月

キット C.Mamoli(Italy)製
縮尺 : 1/64(全長:697mm、全高:463mm)
図面 : 少々荒っぽい。定規を使っていないのではと思われるような線がある。
説明書: 図面の中に英独仏他の6ケ国語で書かれている。日本語の説明書はない。
その他: 一隻目に作るのはかなり難しそう。

船歴
マサセチューセッツ州プリマスで1779-1780年に建造。乗組員85人、砲20門を装備した私略船。1781年6月12日初めて出撃したが、イギリスの砲44門艦Assuranceによってアメリカ海岸で捕獲され、イギリスに運ばれ砲14門装備に変更されCommorantと名前も変えられた。1784年にRattle Snakeの名前に戻され、売り払われた。非常な高速船であったため船体構造が英軍によって記録され、現在に残ったとのこと。

関連ホームページ
http://www.streport.com/files/rsnake1.htm
フロリダのMaritime Heritage Foundation, Inc.のホームページ

Rattle-Snake 製作経緯
2隻目はちゃんと横帆で大砲も並んでいる軍艦(私掠船だけど)である。

これを作りはじめてすぐ、もし最初からこれに取り掛かっていたら投げ出したかもしれないと思いだした。
まず、日本語の説明書が無い。一隻目の経験があるから何とか解読は可能であったけれど、最初からこれに取り掛かっていたら、専門用語をどうやって解読できただろうかと心配になった。 

また、説明書通りに作業したら途中で手が入らなくなりそうな部分がいっぱいある。
一番悩んだのが、船体内側のコーキングである。教科書には日本は湿気が多いため接着剤の劣化が早く「外板を張り終わったら、その内側を接着力強化のためにコーキングすべし」と書いてある。しかし、この船の説明書には甲板を張ってから外板を張るように指示がしてあり、その指示通りに作業をすると外板を張り終わった段階では船体の内側は密室状態になっており、絶対にコーキングができなくなる。説明書を無視しようかとも思ったがそこまでやる勇気はまだない。
いくら考えても答えが見つからないため、NiftyのフォーラムでSOSを出したところ「甲板を分割して作って仮止めしておいて、コーキングする時にはその甲板をはずすべし」というアドバイスを得た。 

それからは、情報収集ならびに創意と工夫?(下手な考え休むに似たりという場合の方が多かったが)を積み重ねて作業を続ける事になった。 途中(98年6月)で転勤になり、サラリーマン生活二度目の単身赴任となったため、平日の作業はまったく出来なくなった。 2年かかって、何とか完成した。


蛇足(失敗)
1) 何を勘違いしたのか、気が付いてみたら船尾近辺のガラス窓を金属部品の外側から付けるべきものなのに内側から付けていた.今さら修正も難しいのでそのままになっている。
2) もう一つ、船首側のロープ止め用の桁の位置を前後反対にしてしまった。これは途中で気が付いたが簡単に修正できる状態ではないので桁をもう一本逆側に付けてごまかした。

油絵

1781年、西大西洋のどこかを航行するRattle Snakeの絵です。 (2009年3月27日)

Rattle Snake
西大西洋上のRattle Snake