home page に戻る/ H.M.S. Victory に戻る
H.M.S. Victory拡大写真

写真(クリックすると拡大します) 備考
船首最先端部分です。

メインステイのカラーは船首楼甲板とバウスプリットを結ぶギャングボード(別名:マリンズ・ウオーク)に作られた穴を通り抜けています。
青く塗られた隔壁の両側には円筒形のラウンド・ハウスがあります。このすぐ前に本来ならトイレ(と言っても、ただの穴の開いた板のようなもの)があるのですが、この模型では省略しています。

メインステイ、フォアステイ共にカラーには、キットでは滑車を使っていたのですが、これを本物同様ハートに付け直しました。
錨です。

キットに入っていた錨の寸法が少々小さすぎたため木で作り直しました。
ぴったり収まりました。
この錨の重さは8400ポンドです。船首側がバウアーアンカー、後ろ側がシートアンカーです。名前は違いますが形も大きさも同じものです。1)

船腹に並ぶ大砲は上甲板に30門の12ポンド砲(口径4.403インチ、重量3475ポンド)、中甲板に28門の24ポンド砲(口径5.547インチ、重量5000ポンド)、下甲板に32門の32ポンド砲(口径6.105インチ、重量5600ポンド)が搭載されています。
その他に、この写真では見えませんが、クオーターデッキ上に12ポンド砲12門が搭載されています。1)
キットでは12ポンド砲の1部を32ポンド砲と同じサイズの切断砲身を使うように指示されていましたが、この模型では12ポンド砲はすべて砲架に載せる構造に変更し、24ポンド砲と32ポンド砲はキットに入っていた同じサイズの切断砲身を使いました。
船首楼甲板上の68ポンドカロネード砲です。

口径は8.25インチもあるのですが、砲身が短いため重量は意外に軽く3000ポンドしかありません。1)と言っても、1.4トン近くありますけど。
キットに入っていた砲座は形が違っていたので、砲座だけ作り直しました。

船首楼甲板にはこのほかに2門の砲身のやや短い12ポンド砲が搭載されたとの事ですがそれは省略しております。
ボートです。

4隻全部作りました。少々肉厚になってしまいました。
前列手前から32フィートのバージ、28フィートのピンネース、34フィートのランチで、後ろの小さなボートは18フィートのカッターです。1)

ここに載せる場合は、舵は取り外しておくものなのだそうなので、船内に入れてあります。
また、戦闘が始まるとこのボートの破片が危険だとの事で、船腹に吊り下げたり船尾から引いたりされるのだそうです。2)
中央部分です。右側がクオーターデッキ、左側がプープデッキです。

ビナクルは見えますが、この後ろにある 舵輪はほとんど(この写真ではまったく)見えません。苦労して作り直したのにまったく残念!!

ネルソン提督は1805年のトラファルガー沖海戦で戦死していますが、フランス兵のマスケット銃の銃弾に当たったのはクオーターデッキの上だったそうですから、丁度このあたりです。彼は下に運ばれましたが3時間後になくなったそうです。2)
船尾楼甲板(プープデッキ)上の明り取り窓(スカイライト)です。

この下に船長用のダイニング・キャビンというのがありますが、ここに、大砲が1門配置されております。さらにその右舷側に船長の寝室があるのですが、なんとそこにも大砲が1門配置されています。1)

内部が見えるようにガラスを透明にし、その下側の甲板が覗けるように変更しました。
船尾部分です。

1番上の窓が船長用キャビンのある場所ですが、なんとそこには大砲が2門配置されております。
2番目の窓が上甲板の部分で、提督のキャビンがある所です。さすがに、ここには大砲は置いてありませんが、その奥にあるダイニング・キャビンには4門も置いてありますし、さらに前方の寝室には2門置いてあります。軍人さんは偉くなっても大変です。
1番下の窓の両側が仕官用のキャビンがある場所です。中央部分は病室で、そこには舵の頭が突き出ています。1)

苦労して内部の甲板を張りなおし、窓に透明なプラスチックを使ったのですが、残念ながら内部はほとんど見えません。
窓の格子は紙を細く切って作りました。

ランタンのガラス部分は常識的には青く塗るのでしょうが。火が入っていることを想定して赤く塗ってみました。まあまあですね。

参考資料
1)John McKay:The 100-Gun Ship Victory (Anatomy of The Ship) Revised Edition (2000) Conway Maritime Press
2)HMS Victory: http://www.stvincent.ac.uk/Heritage/1797/Victory/